23日のTBS系日曜劇場「VIVANT」第15話で、ラグビー日本代表のジャージー(風シャツ?)が大写しとなるカットがあり、視聴者の好奇心を誘った。折しも日本代表はテストマッチの連戦中で、9月にも3試合が予定されている。
第11話から始まった同ドラマの続編では、主人公・乃木(堺雅人)の仲間である別班員5人が拉致されたことが目下最大の問題となっている。別班情報が外部組織に売られた可能性があり、盟友の警視庁公安刑事・野崎(阿部寛)の裏切り疑惑が持ち上がる。野崎に協力した疑いのある同庁サイバー犯罪対策課の東条(濱田岳)は、逃亡先で乃木に捕まり、拷問聴取を受けた。
聴取の中で東条は野崎とのやり取りを回想。依頼を断ると、野崎に服をつかまれ、脅された。その時東条が着ていたのが赤白のラグビー日本代表ジャージー。右胸に桜のエンブレム、左にカンタベリーのロゴ。一瞬、画面を覆い尽くした。桜にちなんで日本代表チームには「ブレイブ・ブロッサムズ」の愛称がある。その後、東条の自室場面でも飾られていたジャージーが映った。
X(旧ツイッター)には、「あれラグビーのユニ?」「東条はラグビーファンなの??」といった疑問や「必ずCanterburyのラグビーポロ着てる」との指摘、さらには「VIVANTシーズン1放送した2023年はラグビーワールドカップあったからかな?」との考察も寄せられた。
濱田はラグビー経験者で、「VIVANT」の福澤克雄監督が演出陣の1人だった19年の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」に出演している。
日本代表は今夏、W杯に次ぐ国際大会として新設されたネーションズ選手権で主要国イタリアを破り、1勝2敗。オーストラリアとのホーム&アウェー戦では、花園で3点差の惜敗だったが、遠征した次戦は17―56の大敗を喫した。9月にはパシフィック・ネーションズ杯など3試合。10月のフィジー戦、11月にネーションズ選手権の後半戦4試合が控えている。
そんなチームにエールを送るかのようなジャージーのアップショット。福澤監督は山越姓だった慶大時代、背番号5のロックとして活躍した選手だった。慶大は86年1月、大学選手権決勝で明大と引き分けて両校優勝となり、抽選で進出した日本選手権でトヨタ自動車を破って日本の頂点に立った。「ノーサイド・ゲーム」や23年版「VIVANT」が放送された当時のTBSテレビ社長・佐々木卓氏は元早大のSH。ラグビーとの様々な縁がドラマにも反映しているかのようだ。












