サッカーの北中米W杯決勝トーナメント1回戦(29日=日本時間30日)日本戦(米国・ヒューストン)を前に、ブラジルの新鋭FWラヤン(ボーンマス)による発言が世界で物議を醸している。

 ラヤンは日本戦に向けて26日(同27日)に会見し、森保ジャパンについて問われた。「グローボ」などブラジルメディアがその様子を一斉に報じた。

 ラヤンは、日本で最も危険な選手は誰かと問われたが「うーん…正直に言うと、相手チームで一番危険な選手が誰なのかは知らない。ビデオを見ないと分からないだろう」と日本選手のことを知らないとぶっちゃけた。

 その後に「でも、彼らは非常に技術の高い、非常に強いチームだということは分かっている。だから、今週は全力を尽くして、勝利をつかみ取る」と、チーム全体に対する当たり障りのない内容を答えるにとどめた。

 多くの選手が欧州のトップリーグでプレーし、今大会の戦いぶりも高く評価される森保ジャパンの選手の名前を挙げられなかったことで、ブラジルのみならず世界各国のメディアがこぞって報道。さらに移籍市場の専門家でフォロワー数2800万人超を誇るイタリアの著名ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のX(旧ツイッター)で「ラヤンは、日本で最も危険な選手は誰かと聞かれると、『みんな…わからないよ!』と答えた。『日本には非常に優れた選手がたくさんいるからね』」と取り上げた。

 すると、この投稿に対して世界中のファンが反応。「ブラジルの傲慢さが露呈している。日本を無関係な存在のように扱っている。だからブラジルは今大会で毎回失敗しているのだ」などと批判が噴出した。

 さらに、王国ゆえの〝上から目線〟の発言が裏目に出るとの指摘が相次いでおり「彼らはただ現れて華麗に勝てると思っているが、日本は機械のようにトレーニングしている。この慢心はノックアウト(ステージ)で彼らに代償を払わせるだろう」「君たちがしっかりしないと、日本は君たちを驚かせるだろう」「彼はあんなふうに話すべきじゃなかった」「彼らがノックアウトされたら、彼はこれを後悔するだろう」「日本は彼らに一泡吹かせるかもしれない」などとブラジル敗退のフラグになっているとの見方が次々と出ている。

 森保ジャパンが大舞台で王国を撃破するサプライズを起こせば、ラヤンも多くの日本代表選手の名を忘れられなくなるだろう。