北中米W杯1次リーグF組最終戦(25日=日本時間26日、米国・ダラス)で日本が強豪スウェーデンに1―1で引き分けて、2位通過を決めた。決勝トーナメント1回戦のブラジル戦(29日=同30日)を前に、元日本代表FWの城彰二氏(51)が〝守備の要〟を温存できたことを高く評価した。

 この日、日本は2試合連続でフル出場していたMF佐野海舟(マインツ)がベンチスタート。森保一監督は、DF長友佑都(FC東京)を今大会初めて途中起用するなど、チーム一丸となって守り強豪相手に最少失点で抑えた。

 城氏は自身のYouTube「JOチャンネル」で「佐野選手を休ませられたのは、すごく大きいと思っていて。ブラジルに対して中盤で、ガチっと行ってボールを奪ったり。そういうことができると(大きい)」と力説した。

 日本は1996年アトランタ五輪でブラジルを1―0で破り〝マイアミの奇跡〟を起こした。同試合に先発出場した城氏は、元ブラジル代表MFフラビオ・コンセイソンの名を挙げ「結構ブラジル人って、ガツガツ来られるのが嫌なのよ。そうすると結構、精神的に折れちゃう時がある」と指摘した。

 さらに「今回のブラジルは、ビニシウスとかいろんな選手がいるけどチームの完成度はそんなに高くない。ネイマールも戻ってくるとは言われているけど、十分日本はやれるんじゃないかな」と熱弁。

 マイアミの奇跡にも触れて「あの試合は圧倒的に押されてさ。でも、今回は違うと思うよ。日本はボールを保持できるし、いろいろできるから。しっかり戦えるんじゃないかな」と王国撃破に期待を寄せた。