岸和田競輪GⅠ「第77回高松宮記念杯」は18日、3日目を終了した。〝競輪伝道師〟佐藤慎太郎(49=福島)は前半戦の一次予選2走を戦い、4日目11R「青龍賞」への勝ち上がりを決めた。
やはり光の当たる場所が似合う。「えっ、青龍賞に乗れてんの?」。東日本の一次予選2走を5着、2着でポイントは17点。決して高いポイントではなかったものの、上位着をまとめる選手が少なく9番目の位置に落ち着いた。かすかに「ひたむきに競輪に向き合っているから、かな」と自分を褒めつつ、北日本の仲間への思いも口にした。
「もちろん北3番手で。(阿部)拓真の今回の2走はいいし、自分にできるかといえば…」
S班になった阿部は今年、苦しい時期も過ごしていた。それを間近で見てきて「いきなり立場が変わったんだから、戸惑うこともあるよ」とねぎらい、そこから力を付けてきたことを認めている。その上でシンタロウ自身も2日目の一次予選2・7Rでは「行かれそうだったけどね」という勢いの深谷知広のまくりを止めるファインプレーも披露。まだまだ限界などないことは明らかだ。
青龍賞という格のある場所を走ることがふさわしい選手であり、ファンもまたそれを望んでいる。そこでまたどんな走りを見せてくれるのか。シンタロウの戦いは終わらない。












