TBS系日曜劇場「GIFT」が31日の第8話で最終章を迎える。佳境を前にして主人公の伍鉄(堤真一)が「天才宇宙物理学者」ぶりを生かした指導の〝片鱗〟をようやくのぞかせたが、違和感を訴える視聴者のSNS投稿も消えない。
24日の第7話。車いすラグビーのかつての強豪ブレイズブルズは、目標とする選手権大会まで35日となり、王者シャークスの打倒を想定した練習に入る。サブコーチの伍鉄はホワイトボードのコート図を指して「重力の中心を決めなければ軌道は乱れ、星が散ってしまう」として、クサビを打ち込む必要性を訴えた。
それをエース宮下(山田裕貴)がかみ砕き、練習に移す。連係プレーで相手防御を崩す動きに伍鉄は「はあ~これはまさに鉄の連星ですね」と心底感心した様子で漏らした。スポーツは選手自ら考えて実践するのが理想とはいえ、伍鉄が何かを伝授したというよりは、選手に教えられたように見える場面でもあった。
ドラマ本題である宇宙物理学の応用に、X(旧ツイッター)では「すっかりコーチらしくなった伍鉄」との反応もみられる一方、「今のところ伍鉄が『宇宙学者』だからこその強みを全く発揮していない」と受け止める投稿もあった。
ここまで伍鉄が本業を生かしたコーチングを行う詳細な場面は描かれてこなかった。宮下を「一番星」と呼ぶなど、例え話のレベル。当初からXでは「宇宙物理学がちっとも出てこんのよ」「絶対にいなくても成立する内容」「宇宙物理学者の言行が学者のそれじゃなさすぎ」「何らかの説得力を持たせてくれ」などと主人公が宇宙物理学者である必然性や、具体性を求める指摘がなされていた。
伍鉄についてはここにきて、突然存在を知らされた息子である昊(玉森裕太)との親子関係がクローズアップされ、8話では大学での行為がスキャンダル化する。話題が多岐に広がる中、テーマにふさわしい学問と競技の〝コラボ〟を具現化されるのか…。












