脳科学者の茂木健一郎氏(63)が24日に自身のYouTubeチャンネルを更新。歌手でタレントのあのがテレビ朝日の冠番組「あのちゃんねる」降板を宣言したことについて言及した。
今回は「ベッキーの次に嫌いな芸能人」を問う同番組の演出から発展した騒動だが、茂木氏はこういったエンタメ演出にうんざりの様子。「日本の笑いの文化自体が余計なものだなと心の底から思うんです。世の中で面白いこととか好奇心をくすぐるようなこと、感動させることって、あるじゃないですか。それを日本の一部の文化はイジりとか、やりとりとかそういうもので価値を生み出そうと思い込んでる方々がいらっしゃる」と指摘した。
そのような「一部のノリの文化」が日本中に広がっていることが問題だと指摘し「関西とかの一部、吉本とかの一部。街歩いてても中高生なんかがそういうことをやったりする、イジるとかウケとか。それでうまいとか、お笑いのセンスとか言ってる方がいて。俺、全く興味ないんだよね、悪いんだけど」と一蹴した。
あのにしても「すごい素敵な方で、いろいろあのちゃんから聞くことってあると思うわけ」。それをないがしろにして、イジりに価値を見出すような文化は「物事の本質から目をそらす」ことに他ならないと断罪。「スタッフが企画して面白くなると思ったんでしょ、余計なことだなって。そういう文化いらない。真実、人生の真実かもしれないし、世界の真実かもしれないし、感動かもしれない。そこに真っすぐにいく文化、をそろそろ日本でも取り出しませんか」と訴えた。
その上で「スタッフはただ一生懸命やってただけだと思うんですよ。その前提となってる文化価値観があえて言えば、もうオワコンなんだろうと」と一刀両断。「一時期の日本ではそれが面白いと思ってたのかもしれないけど、ローカルな文化だし、普遍性があるかも怪しいし、今の時代には合わないと僕は思っていて。もっとストレートに真実に訴求する新しい文法が求められてるんじゃないか」と持論を語った。












