歌舞伎役者の坂東玉三郎が1日、大阪市内で行われた「京都・南座特別公演」(6月5~17日)の取材会に出席した。

 同公演は、東京都出身の日本舞踊家・5代目花柳壽輔(はなやぎじゅすけ)が振付した長唄囃子連中「秋の色種」と「時雨西行」を玉三郎が長年弾き継がれてきた名曲に合わせ、優美に舞い踊る舞踏公演だ。

 弟子・玉朗(たまお)と玉御(たまみ)と共に出演する「秋の色種」について玉三郎は「(弟子は)楽しんではいないと思うが、僕もだんだん大きな舞台には立てなくなりますから、一緒に出るということを喜んでいました」と語った。

 同月24日には木村竜蔵、25日は木村徹二とコンサートも開催。玉三郎は「お兄さんと僕、弟と僕という形でコンサートを行う。ずいぶん振り幅というか、何屋さんか分からない状態。それが傾奇者(かぶきもの・歌舞伎の語源)ということで、いかがでしょうか」と笑わせていた。