講談師の神田伯山が10日放送のTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」に出演。自身にまつわるネット記事への〝反応〟にイラ立ちをあらわにした。

 伯山は最近X(旧ツイッター)を見ていたら「俺のことを褒めてくれてる記事が出てきた」と報告。それは、古舘伊知郎がラジオで「すごい人」について聞かれ「いっぱいいるんですけど、1人だと神田伯山」「天才ですね」「言葉の畳み込みの気持ちよさったら、半端ないですね」と返答したという内容だ。

 これが「古舘伊知郎 『す~っごく嫌いに』なった〝天才噺家〟を実名告白」という見出しで記事になったのだが、伯山は「もちろん講談師のことは『噺家』って言わないですよ。落語家さんのことを噺家って言ってね。『なるほど、これはお分かりになってないんだな』なんてことを思いながら。俺は褒められてる記事だから、まあ悪い気持ちはしないじゃないですか」とニンマリ。

神田伯山を絶賛した古舘伊知郎
神田伯山を絶賛した古舘伊知郎

 しかし、その記事にピントの外れたコメントが集まっていたそうで「バカなヤツらがさ、なんか落語詳しいとか講談詳しいみたいなヤツがさ、イヤミったらしく言ってんだよ。『いや、だから~講談師は噺家って言わないから』みたいな。『またこたつ記事か。どうせバイトが書いてるからさ。しかし、デスクもわからないものかね…』とかいろいろ書いてるの。俺の講談の後輩とかもさ、『違和感』とか、そんなこと書いてんの。よく言うな、お前! 先輩に向かって! 先輩が褒められてる記事で!」と声を荒らげた。

 続けて「確かに噺家とは講談師のこと言わないけど、いや、それ本筋じゃないじゃん。そうじゃなくて、俺が褒められてるってことを、もっとみんな気持ちよく受け取っていいんじゃないかな?」と呼びかけた。

 さらに「噺家」と誤表記した媒体に「かわいそうだよ。無知なだけなんだから」とビミョーなフォローを入れ「古舘さんは言ってないんだから、噺家って俺のことを。でもみんな全然その記事のこととか言ってくんなくてさ、『それ間違ってる』みたいなさ。なんか間違ってるのが、『古舘伊知郎が俺を褒めたことが間違ってる』みたいな、婉曲的に言ってるみたいになってるんだよ。『古舘伊知郎の考えが間違ってる』みたいなさ。おかしいよ、それ!」と被害妄想を炸裂させていた。