“女芸人マニア”として知られているお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳が、これから“馬鹿売れ”しそうな女芸人を紹介するこの連載。今回は、事務所の先輩である永野から大きな影響を受けたという女性ピン芸人を紹介する――。
【プロフィル】
芸名‥トビー
所属事務所‥グレープカンパニー
出身地‥千葉県
生年月日‥2002年1月17日
デビュー‥2022年8月3日
もともとは大学時代に組んだ「自主創造」という女性コンビで活動していて、プロになってから24年1月に「チルダーリー」に改名。昨年3月いっぱいで解散し、ピン芸人になりました。
魅力はとにかく一生懸命なところ。トークライブで結構ベテランの芸人がゆっくりトークをしていたら、「やる気あるんですか! もっと笑いを取ろうとしなきゃダメじゃないですか!」と発言し、そこからみんな頑張って盛り上がった記憶があります。そんなトビーさんに話を聞きました。
――お笑いを始めたきっかけは
「もともと両親がお笑い好きで、小さい頃から毎日お笑い番組を見て育ちました。芸人さんのネタを見よう見まねで家族に披露したところ笑ってもらえたことがうれしくて、小学1年生からお笑い芸人を志しました!」
――「自主創造」という堅い名前のコンビ名でスタートし、今はトビーという芸名になりましたが、心境の変化は
「相方とは日本大学芸術学部で出会ったので、『自主創造』という日大の教育理念をコンビ名にしただけで、とがっていたわけではないのにとがっていると思われることが多かった。シンプルな芸名になってやりやすくなりました(笑い)」
――今はどのようなお仕事をしていますか
「レギュラー番組はFMヨコハマの『FLAG』(金曜正午)のリポーター。所属のグレープカンパニーでは永野さんにとてもお世話になっていて、ユーチューブチャンネル『永野ショートムービーCHANNEL』に出演させていただいたり、永野さんが監督を務めた映画『MAD MASK』にも出演しました。あとドッグトリマーの資格を持っているので定期的にドッグイベントのMCをしたり、5月には26時間以内に100キロ歩くという体を張ったお仕事も控えてます!」
――影響を受けた芸人は
「永野さんです! 自分を貫く姿が本当にカッコいい。私は周りに流されて自信をなくしてしまうところがあったけど、永野さんと出会ってからマイナスな気持ちで周りと比べることがなくなり、自分は自分だと強く思えるようになりました」
――ネタとの向き合い方は
「高度なテクニックを使った難しいことはできないので、考え込まないように意識しています。『他の人がやったら絶対スベるのに、トビーの笑顔でやられるとなんか笑っちゃう』と言っていただくことが多いので、これからも笑顔と誠意を忘れず、子供から大人まで全員に楽しんでもらえるようなネタを作りたい。ネタはお散歩中や移動している時に作っています。外の空気を吸っていた方が作りやすいです!」
――今後の目標は
「幅広いジャンルのお仕事をしたい! テレビが大好きなのでバラエティー番組に出演しまくりたいし、ロケにも行きたい。リアクションにも自信があるので体を張りたい。ドッグトリマーの資格を生かして動物番組にも出演したい。ラジオのお仕事もとても楽しいので、リポーターだけではなくいつか自分の番組を持ちたいなと思っています。皆さんの生活の中でトビーを見ると元気になれると思っていただけるような、太陽みたいな存在になりたいです!」
――趣味は
「アイドルの『超ときめき(ハート)宣伝部』さんのライブに行くこと。熱いパワーがドストレートに伝わるパフォーマンスに勇気をもらえます。特に年齢も出身地も同じの吉川ひよりちゃんが大好きで、活躍を見ると自分も頑張ろうと思えます!」
“清く正しく美しく”という言葉は彼女のためにあると感じます。魅力いっぱいの芸人さんなので、皆さんも注目してほしいと思います。
☆しんどう・たつみ 1977年4月15日生まれ、千葉県出身、本名・濱島英治郎。平井“ファラオ”光と組む「馬鹿よ貴方は」として「THE MANZAI」「M―1グランプリ」で決勝進出を果たした実力派。緻密なネタ作りに定評がある一方、女芸人ナンバーワン決定戦「THE W」では、予選会場に足しげく通い、ほとんどの出場者のネタを見るほどの“女芸人マニア”。












