作家でタレントの篠原かをり(31)が24日、都内で自身初のエッセイ集「地図はない、目的地もない、でも迷子ではない」(NHK出版)の発売記念トーク&サイン会を開催した。イベントには夫で「QuizKnock」メンバーの河村拓哉(32)をゲストに迎え、夫婦そろって初のイベント出演となった。

 同書では専門である生物分野から一歩離れ、自身の生き方や価値観に焦点を当て、これまでの歩みの中で感じてきた葛藤や違和感、小学生時代の不登校経験など〝不器用さ〟にも真正面から向き合っている。

 完成した書籍に篠原は「人生で成し遂げたいリストの一つであった、エッセーの出版という夢をかなえることができてうれしい」と声を弾ませた。さらに「子供の頃を振り返ると、将来の地図を描けてきた人生ではないなと思っていて。何かを目指して歩き続けたわけではなくても、たどり着いた現在地がすごく気に入っている。まったく想像の外にあったものが、自分の人生にやってくることもある。今後も何が起こるのか想像はできなくても、それ自体がすごく面白い」と、タイトルに込めた思いを笑顔で語った。

 この日のイベントに先立って行われた取材会にも夫婦そろって登場。河村は「僕のことを妻が書くにあたって、僕が意見を出してしまうと、妻のクリエーティブに影響が出てしまうと思い、どうしてほしいという要望はあえて言わなかった。今日は弁解の場にもなれば」と語り、会場の笑いを誘った。