イラン情勢の影響が水面下で芸能界にも波及し始めている――。
2月末に始まったアメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃は、1か月を経過しても収まる気配がない。芸能界でもさまざまな場面で配慮しなければならない状況が生まれているという。
すでに影響を受けているのは、映画界やドラマ界。特に戦争を題材にした作品で芸能事務所を巻き込んだナイーブな調整を強いられている。芸能プロ幹部の話。
「最近も戦争をテーマにしたある作品の制作発表イベントがあったのですが、急きょ報道陣の呼び込みをしない対応がとられた。囲み取材を行えば戦争を題材にした内容なので、イラン情勢に絡めた質問をされるリスクがあるからです。出演キャスト陣が答えることは難しいと判断された」(同)
影響は数か月先にも及んでいる。日本の終戦日(8月15日)をめどに放送や公開に動き出しているドラマや映画の関係者も頭を抱えているという。
「例年、終戦日のある夏に、日本の戦争を題材とした作品を世に送り出すことが多い。ただ、長期化が懸念されているイラン情勢で、脚本を含めた内容などの話し合いが続けられている。日本にも大きく関係することもあり、今後の状況によっては、PRイベントはおろか、公開や放送自体も難しくなるかもしれない」(制作関係者)
表向きは無風にも見える芸能界だが…。早期の収束を願って固唾を飲んで見守っている。












