元宝塚歌劇団・星組の娘役スターで活躍した有沙瞳が6月3日にシングル「さよならは黄昏に」で歌手デビューすることが発表された。

 2012年に宝塚歌劇団に98期生として入団。16年に雪組から星組に組替えし21年に「ロミオとジュリエット」で乳母役、23年「1789―バスティーユの恋人たち―」でマリー・アントワネット役を演じた有沙。同年8月に宝塚歌劇団を退団してから舞台などで活躍してきた。

 2025年に日本クラウンオーディションで「ニッポン放送賞」を受賞したことをきっかけに、歌手デビューが決定。デビュー作品となる「さよならは黄昏に」は、愛する人との別れを予感した女性が、相手の言葉をさえぎり夕刻の人波に姿を消すという内容で、ノリの良いメロディに乗せた歌謡曲作品となっている。

「幼いころに憧れていた、演歌・歌謡歌手としてデビューさせていただけることを大変うれしく思っております」という有沙。「今まで宝塚歌劇団に12年間、在団し、退団後はミュージカルをはじめ舞台を中心に活動してまいりました。『さよならは黄昏に』は失恋ソングになっておりますが、前向きな女性が主人公です。今まで私自身、必死に前を向いて歩んできた人生と重ねながら、いただいた詩を大切に、心を込めて歌わせていただきたいと思います」と意欲を見せた。

 また、「幼い頃から歌に背中を押してもらい、人生が変わりました。歌には力があると思っています。有沙瞳をご存じの皆さまにも、まだご存じではない皆さまにも、人生の一部に寄り添える歌を歌えるよう心を込めて一生懸命、歌わせていただきますので、『さよならは黄昏に』と一緒に、歌手としての成長を見守っていただけたらうれしいです。応援の程、よろしくお願いいたします」とコメントしている。

 4月2日の「第二十三回・長良グループ 夜桜演歌まつり」で初歌唱の予定で、今後は舞台・ミュージカル俳優と演歌・歌謡歌手との「二刀流」で活躍の場を広めていく。