女優でタレントの大澤サラ(24)が、現在放送中のテレビ朝日系ドラマ「おコメの女―国税局資料調査課・雑国室―」(木曜午後9時)で存在感を放っている。2014年に宝塚歌劇団卒業後、ドラマ初出演。ハツラツとした明るい演技に「ほぼ素の自分」と語る、その魅力に迫った――。

 同作は、松嶋菜々子主演の社会派痛快エンタメドラマで、東京国税局の敏腕調査官があくどい脱税者を成敗していくストーリー。大澤は国税調査官・米田正子(松嶋)が通う居酒屋の看板娘を演じている。

 宝塚音楽学校を経て2019年に宝塚歌劇団に入団。娘役として活躍した後に24年に退団した。女優、タレントとして活動の幅を広げてきたが、地上波ドラマ初出演の反響は大きかったという。

「居酒屋でアジフライを出すシーンがあるんですけど、友人から何の脈絡もなく『アジフライ、お待ち!』と連絡が来るんですよ。ドラマでの姿が印象的なのかもしれないですね(笑い)」

 宝塚の経歴と端正な顔立ちから漂わせる気品とは裏腹に、役柄通りの天真らんまんなおしゃべり好きで、居酒屋の店内に明るく響き渡る声も印象的だ。

「役について勉強はしましたが、ほぼ素の自分だと思います。もともと元気なんです。生まれた時から声が大きくて、歌劇団を経てさらに大きくなりました」と笑顔を見せた。

 ドラマデビューにぴったりなハマリ役だが、撮影現場は初めての連続。舞台とはまた違う〝演技〟を日々学んでいる。

「ドラマって日常の演技だから声を張らなくていいんですよ。当たり前のことなんですけど、舞台から来た私には衝撃でした。何カットも撮る中で毎回新鮮な演技を披露する先輩方から一瞬も目が離せないです」

スタイル抜群な大澤サラ
スタイル抜群な大澤サラ

 同ドラマでは、元宝塚歌劇団月組トップスターの大地真央とも共演。「初めてのドラマでご一緒させていただけるというのは本当に人生の宝物だと思っています」と目を輝かせた。

 大澤はイラン人の父と日本人の母の間に生まれ、日本生まれ日本育ち。持ち前の明るく前向きな性格は両親譲りだ。

 好きな食べ物を尋ねると、「唐揚げ」と即答。揚げ物のサクサクとした食感が好みだというが、「同じ揚げ物だったら『アジフライ』って答えるべきだったな、失敗した! やっぱりアジフライでもいいですか?」と満面の笑みで頭を抱えた。

 歌劇団で鍛えた確かな演技力に加え、取材の場さえもパッと明るくするトーク力。今後もドラマに映画、バラエティーと活躍の場を広げそうだ。

☆おおさわ・さら 2001年12月9日生まれ、東京都出身。身長169センチ。イラン人の父と日本人の母の間に生まれる。17年に宝塚音楽学校に入学。19年に宝塚歌劇団に105期生として入団。娘役として活躍し、24年に退団。25年に日本テレビ系「踊る! さんま御殿!!」に出演するなど女優、タレントとして幅広く活躍している。特技はバレエ。