ドジャース・大谷翔平投手(31)が、ついに〝頂点〟に立った。MLB公式サイトが19日(日本時間20日)に発表した2026年の第1回「打者パワーランキング」で1位に選ばれた。22年に同ランキングがスタートして以来、開幕前版で大谷がトップとなったのは初めてだ。

 これまでにもシーズン中には何度も1位を獲得してきたが、実は開幕前時点のランキングでは昨年は2位(1位=ジャッジ)、24年は7位(同=ベッツ)、23年も6位(同=ジャッジ)。22年に至ってはトップ10の圏外だった。シーズン前はリハビリ明けや二刀流への負担から懐疑的な見方をされることが多かったが、ドジャースで初めて迎える二刀流シーズンを前にトップにたどり着いた。

 同サイトは「『大谷か、ジャッジか』という近年のテーマは今季も変わらず継続」とし、今回のランキングに関わった公式サイトの専門家14人の投票は「ほぼ真っ二つに割れた」と紹介。1位票ではジャッジがわずかに1票上回ったものの、最終的なポイントで大谷が1点差で上回ったと明かした。

「昨季は慎重に投手復帰を進め、47回の登板にとどまった大谷だが、今季は完全な二刀流として復活する。そこにはさまざまな挑戦が待っているが、我々は大谷がその重責を見事にこなしてきた姿をこれまでにも見てきている。この時点で、彼にできないことがあるとは思えない」と賛辞を送った。

 一方、2位に選ばれたジャッジも歴史的打者としての地位は揺るがない。直近3度のフルシーズンではいずれもOPS+210以上を記録。近代野球においても例を見ない水準に「これまでにいなかった打者」と評価されている。

 なお、3位以下はソト(メッツ)、ゲレロ(ブルージェイズ)、ローリー(マリナーズ)、シュワバー(フィリーズ)、アクーニャ(ブレーブス)、ウィット(ロイヤルズ)、ラミレス(ガーディアンズ)、10位タイでカーツ(アスレチックス)とカミネロ(レイズ)と続いた。

 トップ11のうち9人がWBCに出場しており、シーズン開幕を前に主役たちの競演は早くも熱を帯びている。