小さい相手を削り倒す。ボクシング3大世界戦(15日、横浜BUNTAI)の前日計量が14日、横浜市内で行われ、WBC世界ライトフライ級(上限体重48・9キロ)タイトルマッチは王者ノックアウトCPフレッシュマート(35=タイ)が48・7キロ、岩田翔吉(30=帝拳)が48・9キロでともに1回目でパスした。
身長163センチの岩田は152センチのノックアウトを「小っちゃかった」と評し、「1発じゃなくて削っていこうと思う」と攻略法を口にした。
暫定王座を含めて19度の世界戦を経験し、ミニマム級と合わせて2階級を制覇したレジェンドと向かい合っても動じなかった岩田。約1年前にWBO同級王座を失ってからの世界返り咲きへ、「1年前と比べものにならないぐらい体調がいい」と絶好調をアピールした。身長で11センチ下回る王者を間近で見た印象は「小っちゃかった」と評したが、過去にも小柄な選手との対戦経験があり「全然問題ない。慣れている部分はある」と強調した。
前日には厳しいことで知られるタイ軍の現役軍人であり、ムエタイ2大王座の一つであるルンピニーでも王者になった相手を「生物的に強いんだろうな」と話していた。だが、この日は「それはやってみないとわからないですけど、自分のパンチを受けて耐えられるのかなって、素直に思っています」と不敵な笑みを浮かべ、「ラウンドを重ねていくごとに、1発じゃなくて、削っていこうと思う」と、ジワジワ痛めつけることを予告した。
この一戦を「シンプルに負けたら終わりだし、勝ったら道が開ける」と位置づけて背水の陣を敷き、「本当にこの4か月しっかり作り上げてきて自信があるので、明日はいい試合を見せられると思う」と自信をにじませた。大よく小を制するか。












