ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(47=フィリピン)が元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(48=米国)を過激に挑発した。

 2人は2015年5月に「世紀の一戦」と呼ばれた戦い以来の再戦が決まり、9月19日に米ラスベガスで激突することになった。現役復帰となるメイウェザーは5月に元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)とエキシビションマッチを行う。すでに現役復帰しているパッキャオは昨年7月には世界タイトル戦も経験している中、無敗の元王者を挑発した。

 スペイン紙「マルカ」によると、パッキャオはリマッチに向けて「フロイドには、プロとしての記録で唯一の敗北を背負って生きてほしいし、誰がその敗北をもたらしたかを常に覚えておいてほしい」と語ったという。また別メディアのインタビューで「彼がどうして史上最強と主張できるのか。ボクシングの歴史における階級を分析すると、どの階級で唯一無二と言えるのか。無敗のまま引退したのは彼(メイウェザー)だけではない」とあおっていた。

 同紙は「(試合を中継する)ネットフィリックス、メイウェザー、パッキャオはこの状況を理解しており、ラスベガスの試合を大きな利益を得るだろう」とし、パッキャオが決戦に向けて過激な発言を展開していることに「すでにこのイベントの魅力を高め始めている」とし、対立を明確にすることで試合への興味を高める狙いがあると指摘していた。

 11年前の「世紀の一戦」で、メイウェザーは2億ドル(約312億円)以上、パッキャオは1億5000万ドル(約234億円)以上を稼いだとされるが、今回のファイトマネーはいくらになるだろうか。