ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペア金メダルの〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=木下グループ)組が25日、都内の日本記者クラブで行われた会見に出席した。
ショートプログラム(SP)ではリフト技でミスもあり5位と出遅れ、木原は演技終了直後はしばらく立ち上がることはできなかった。その木原は失意のSP後を「点数差を見て逆転は厳しい点数だと感じてしまい、7年間積み上げてきたものが、もうここで終わってしまったのだという絶望感と戦っていた」と改めて告白。どん底から立ち直ろうと試みたものの「朝起きたときから涙が止まらず、もう自分の中で試合が終わってしまったような感覚に陥ってしまって涙をコントロールすることができなかった。今までその経験はなかったので、自分でも何が起きているか分らない状況に陥ってしまっていた」ほどだったという。
それでも、周囲の励ましを受け、日本からの激励メッセージなどを目にしているうちに「こんな形で自分が五輪を諦めていいのかという思いが徐々に沸いてきた。最後、この泣いた顔をトイレで洗って全部流して、そこから『もう一度強い自分に戻っていく』と自分の中で心につぶやき、最後に璃来ちゃんのところに行って、もう大丈夫だとそこで宣言し、そこでしっかり立ち直った」と振り返った。
三浦は木原の落胆モードとは対照的に前向きだった。「彼は普段すごくポジティブで、失敗してもそれを考えずに、次に挑戦できる方だが、初めてその言葉を聞いて、本当に不運なミスだったが、終わってしまったミスはもうしょうがないと感じていた。そこからどう切り替えてフリーに臨むかが一番大切だと私は思っていた。ミスとしてはすごく悔しい部分があったが、本当にそのミスが私たちを大きく成長させてくれたと思っている」と語った。












