「爆笑問題」太田光が20日、NHKラジオ「髙橋源一郎の飛ぶ教室」(金曜午後9時5分)に出演し、作家としての次の構想を明かした。

 太田は今までに「マボロシの鳥」(2010年)、「文明の子」(12年)、「笑って人類!」(23年)を出版してきた。

 昨今、お笑い芸人が小説を出版するようになっている。

 太田は「(オードリーの)若林(正恭)も新作(「青天」)を出した。これも相当評判がいい。(芸人が小説を書くのは)劇団ひとり(が06年に出した小説「陰日向に咲く」)がきっかけじゃないですかね。あれがかなり評価された」と持論を述べた。

 太田は、作家・向田邦子さんに傾倒しているという。

「向田さんの妹の和子さんと番組で何回かお会いして、その中で向田さんの遺品である『そばちょこ』があるんですけど、形見分けみたいにしていただいたんですよ」とエピソードを披露。

 そして「文章書くときは、いつもそばちょこにお茶入れて、それを飲みながら。ちょっと息詰まると『向田さんだったら、どうしただろう』とか思いながら。あのぐらい達人の文章を書きたいってのが夢ですね。憧れは大きいです」と明かした。

 太田は映画制作をあきらめてはいないという。

「もう還暦なので。僕はチャップリンが基なので、自作自演の映画を自分で演出して作りたいってのが、小さい頃からの一番の夢は、そこなんですよ。(映画化が)結局ボツになったから、小説(「笑って人類!」)にするしかなかった」

 最後に、次回作について「公にはしてないんだけど、脚本は書きました。言えるところは、似たようなSFコメディー」と明かしたが「演説シーンはあったかな?」と笑ってごまかした。