お笑い芸人の小籔千豊が12日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。肺炎のため亡くなった俳優の中村玉緒さんを追悼した。

 小籔は「大先輩ではあるんですけど、本当にかわいらしい人やなと思います」とその人柄を回想。「何度かお会いさせていただいた時も、こんなどこの馬の骨か分からんやつにもごあいさついただき、また佇まいとか見てると、品があふれてる感じの方で。でも、本番入ったら多分意識されてコミカルにされてるところもあったりとか、『こんなにみんなにかわいらしいなって思われる人って他におらへんやろうな』とか思いながら、接しさせていただきましたので、勉強になった部分もあります」と振り返った。

 中村さんは俳優のみならずバラエティー番組でも活躍し「さんまのスーパーからくりTV」では、コミカルなリアクションで人気を博した。

 小籔は「(明石家)さんまさんとの現場なんていうのは、ほんまにトップクラスのというか。専門外やのに活動的にやられているのとかは、本当にちいちゃな体でバイタリティーのあられる方やなあと。旦那さん(勝新太郎さん)とのお話とかを聞いてると、すごいパワフルな方やなあと思いますし、すごい方やなあと思います」と素直な感想を語った。

 また、芸能レポーター・中西正男氏の「中村さんは誰に対しても悪口言わない」というコメントを受け、小籔は「僕なんか人をディスってディスってディスりまくって世に出ましたんで。人を叩いて叩いて踏み台にして踏み台にして、文句言うて悪口言うて幾ばくかのお金をいただいて今日があるわけですけど」と自虐し、「中村玉緒さんみたいな人を見てると、人をちゃんとディスらず褒めていたら、自分の評価が上がるんやという手本として、『たまおちゃん』みたいな絵本を子供らに読ませたいと思う」と指摘。
 
 続けて「なんや言うたら、人を羨んで文句言うてみたり、誰かが成功したらやっかんで何か言うたり、自分の評価を上げたいがために周りを下げたりとか、人の手柄をさも『自分もちょっと関わってたんだ』みたいなウソつくやついっぱいおる中で、そんだけご苦労されても一個も顔に出さんと褒めて褒めて…ってしてたら、結果、中村さんも評価上がってたというか。自分の評価が欲しくて悪口言うたり妬んだりウソついてきたやつより上がってた、というオチの絵本誰か書いてほしい」と切望した。

 その上で「中村さんみたいな生き方をこれからもちびっ子たちしてくれよ、と心の底から思いますね」と呼びかけていた。