バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督が電撃解任されたことを受けて、後任候補に世界的な名伯楽の待望論が沸き起こっている。
ホーバス監督を巡っては、2024年パリ五輪後に絶対的エースである米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁との対立が表面化。現役の代表エースが指揮官を公の場で批判を展開するという、極めて異例の騒動に発展した。これを境に代表チームは低迷していき、ついには解任という荒療治をするに至った。
協会は「今後の代表強化に関しての方向性の相違によるもので、個人の責に帰すものでは無く、JBAとしての今後の方針に沿って総合的に判断し、契約終了の決定に至りました」と説明。ただ、代表チームを巡る状況には、八村とホーバス監督による確執が大きく影を落としていたことは間違いない。
後任の監督にはBリーグ1部(B1)琉球ゴールデンキングス監督の桶谷大氏が就任する見込みだが、暫定的なもので来夏のW杯や28年ロサンゼルス五輪の大舞台に向けて、今後は海外の大物指導者を招へいする可能性もある。八村も以前のホーバス監督への批判の中で「世界レベルではない」「僕らは日本代表の男子のトップのプレーヤーたち。日本代表にふさわしい、男子のことを分かっている、アスリートとしてプロとしてやっていた、プロとしてもコーチをやったことのある、そういう人がコーチになってほしかった」などと世界基準の指導者を求めている。
そこで待望論が出ているのが、八村がレイカーズで指導を仰ぎ、これまでレブロン・ジェームズやカイリー・アービングなどレジェンド級の選手たちを開花させてきたフィル・ハンディ氏だ。
八村はその手腕にほれ込んでおり、昨夏に自身が主催した中高生向けのキャンプでメインコーチとして招聘。ハンディ氏は、日本の逸材たちに熱心な指導を展開した。現在は米プロバスケットボールNBAマーベリックスで10人いるアシスタントコーチの一人として名を連ねているが、今後の交渉次第では十分に招聘できる可能性もある。
ファンからもSNS上で「八村のコネでフィルハンディ呼ぶしか」「フィル・ハンディがHC就任とかないのかな」「あとACに日本の血が入ってるフィル・ハンディが加入したら熱い」などと熱望の声が上がっている。
ハンディ氏はアシスタントコーチとしてのキャリアが長いため、別の後任指揮官の腹心としての招聘などさまざまな選択肢を模索することになりそう。NBAで伝説となっている名伯楽が、日本代表再建の切り札となるのか。












