元TBS記者でジャーナリストの武田一顕氏が23日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。早くも自身の発言による〝謝罪騒動〟を自虐した。

 この日は衆院解散と次期総選挙について特集。19選挙区すべてで自民候補と維新候補が競合する見通しとなった大阪の情勢についてコメントを求められた武田氏は「どうなるのか?って言ったってわかんないですよね」と困惑顔で、「普通に考えれば、自民党の候補の票数は前回より減るはずだけども、石破さんのときに自民党がイヤだったという人が戻って来るかもしれない。そのプラスマイナスが誰にも読めない」と首を横に振った。

 続けて「だから、今のところいろんなことを言っていて、中道が勝つとか負けるとか、維新がどうとか、自民党は高市人気で勝つんだ負けるんだとか言ってる予測は、おそらく全部外れるんです」と今回の衆院選の特異性を表現した。

 司会の河田直也アナから「これまでの選挙取材で似たような状況はあったか?」と聞かれた武田氏は「いっぱいあって、小泉(純一郎)さんの郵政選挙ってあったでしょ。よく『小泉さん圧勝した』ってみんな言って、あたかもみんな分かってたかのようなこと言うじゃないですか。小泉さんが会見で解散すると宣言したときには、ほとんどのメディア関係者は小泉自民党は負けると予測してたんです」と回想。

 その上で「だから今の時点では本当にまだ分からない。しかも今回高市さんが解散を宣言したのは今週ですからね」と分析し、「その意味では変数が多くて私なんか怖くて予想しない。こんなんで、予想して外れたら〝また怒られる〟から言わない」と河田アナを指さし、ニヤリと笑った。

 武田氏と言えば、22日放送の同番組で主要政党の価値基準について、「優しくて穏やかな日本 中道改革連合・国民民主・共産・れいわ」、「強くてこわい日本 自民・維新・参政」とフリップで区分。これは武田氏からの事前聞き取りにより作成したもので、武田氏本人は出演していなかったが、フリップの画像が拡散されSNSで大炎上した。

 この日の放送では、武田氏が「この『こわい』という言葉は国民にとって脅威となるという意味ではありません」と釈明し、河田アナも「今回に関してはよんチャンTVが武田さんからその見解を正しく聞き取ることができず、正しく放送することができなかった」と謝罪していた。