立憲民主党を離党した原口一博衆院議員が衆院選(27日公示、2月8日投開票)で、政治団体「ゆうこく連合」の国政政党化へ向けて、奔走している。降ってわいた立憲と公明党の新党「中道改革連合」に公然と反対し、野田佳彦代表との決別を宣言。公示まで1週間を切る中、間に合うのか。

 20日に会見した原口氏は「立憲は公明党さんに吸収される。党の自爆で、有権者に対する裏切り。希望の党の時にバラバラになった反省はどこに行ったのか。解散カードにおびえて、禁じ手を取った。野田佳彦とはもう二度と同じ天を仰がない。本当に人を見る目がない」と野田氏をぶった斬った。

 ゆうこく連合は原口氏が2年前から日本独立、日本再興、日本救世を3本柱に反グローバリズム、反mRNAワクチンなどの草の根プロジェクトで全国に広げてきた。解散を受け、国会議員5人を集めての国政政党化を目指し、当初は中道への合流を良しとしない30人規模が参加する予定だったというが、次々と引きはがされた。この日も立憲の末松義規衆院議員が合流するとしたが、会見後に末松氏が否定するドタバタもあった。

 また故郷・佐賀の偉人である大隈重信が結党した「立憲改進党」の党名を復活させるプランもあったが、参院に立憲が残っていることから国政政党化の際には使用できずに幻に終わるなど踏んだり蹴ったりだ。

 それでもネットでの反響や支持者の7割は女性で、各団体や組織の応援は熱を帯びている。会見にも「mRNAワクチン中止を求める国民連合」副代表で、東京理科大学名誉教授の村上康文氏、「WHOから命を守る国民運動」共同代表でノンフィクション作家の林千勝氏、「日本誠真会」代表で歯科医師の吉野敏明氏、「日本文化チャンネル桜」の水島聡社長、「日本党」党首で元海上自衛官の石浜哲信氏らが集結し、数十人規模の候補者擁立のメドも立った。

 国政政党化できなくても立候補は可能だが、重複立候補や政見放送がないなどのハンディは大きく、原口氏は同じく中道に合流しなかった青山大人衆院議員や他の議員の説得に当たるといい、なんとか5人を集めようと必死だ。