ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)とWBA&WBC&WBO同級1位・中谷潤人(27=M・T)の日本人対決の行方に注目が集まっている。

 昨年12月、井上はWBC同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)に危なげない内容で判定勝ち。同じ興行で中谷もセバスチャン・エルナンデス(メキシコ)に判定勝ちを収めたものの、苦戦した印象を残した。両選手による5月の対戦が期待される一方で、一部からはモンスターのフェザー級挑戦を望む意見も出ている。

 元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏はYouTubeチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」で「井上vs中谷」について言及。「実現する可能性もあるし、やらないっていう可能性もあるし。これだけは本当に分からないですよね」としながらも「我々は見たいというのはあるね。次回、5月じゃなくても、2人の試合を見たい」と直接対決を熱望した。

 勝負の行方について具志堅氏は「誰が勝つというのは今のところ言えません」と前置きした上で「お互い勝つチャンスはいっぱいある。どっちもKOで勝つというボクシングはすると思います」とスリリングな展開を予測する。

 井上有利との見方もある中で「パンチ力が違う。今のところパワーは井上チャンピオンの方が有利ですね。パンチの重さ、キレとかは一つ上なんですよね。ただ、全体のフットワーク、動きは中谷選手も負けてない」と両選手を比較。中谷がモンスターを倒す可能性についても「ある」と断言した。

 さらに、ボクシング界のレジェンドは「最終的には2人のガードの位置で勝負が決まる可能性も高い。一瞬のうちにパンチが入るから。ガードの位置をどう持っていくか」と見どころを指摘した。