米司法省が19日夜に「エプスタイン・ファイル」第1弾を公開したものの、翌日20日にトランプ大統領がらみの写真を含む16のファイルを削除したことで、「トランプ大統領に忖度しているのでは?」と疑惑の目が向けられた。そんな中、司法省は21日、削除した写真のうち1枚について、「エプスタイン関連文書の最新公開分に同写真を復元した」と発表した。米FOXニュースが21日、報じた。
性的虐待罪などで起訴され公判前に自殺した実業家ジェフリー・エプスタイン元被告を巡る事件で、捜査資料、裁判資料など関連文書「エプスタイン・ファイル」第1弾が司法省のサイトで公開されたが、一部が削除された。削除についての理由の説明がなかった上、トランプ氏がらみの写真だったため、さまざまな臆測を呼んだ。
しかし、削除された写真のうち1枚は、被害者保護の観点から一時的に公開を取り下げただけだったという。
司法省は21日、Xに「ニューヨーク南部地区連邦検察局は、被害者保護の観点からトランプ大統領の写った画像について追加対応の可能性があるとして指摘した。万全を期すため、司法省は精査のために一時的に画像を削除した。精査の結果、写真にエプスタインの被害者が写っている証拠はないと判断され、いかなる修正や編集も行わず再掲載した」と投稿した。
その削除・再掲載された写真は、キャビネットや引き出しの中に並べられた写真を写したもので、その引き出しの中には、トランプ氏、メラニア夫人、エプスタイン氏、エプスタイン氏の元恋人で人身売買の斡旋役ギレーヌ・マクスウェル受刑者が一緒に写った写真があった。
20日には、米下院監視委員会の民主党メンバーらがこの写真削除を批判し、Xに「エプスタイン・ファイルの中でドナルド・トランプを含む写真、『ファイル468』が司法省の公開資料から削除されたようだ。本当なのか?ほかにも隠されているものがあるのではないか。米国民には透明性が必要だ」と投稿していた。












