復活なるか。大みそかの格闘技イベント「RIZIN師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)で、RIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(28)に挑戦する〝シュートボクシングの絶対女王〟ことRENA(34)が独占インタビューに応じた。約1年半ぶりのリングとなる中、伊澤から「逃げている」などと再三あおられている状況に、その胸中は…。

 ――久々の試合だが

 RENA 久しぶりっていう感覚は自分ではなくて。試合に向けて練習してケガして、そこからまた練習してっていう感じだったから、そんなにブランクを感じることもなかったですね。でもまあ、本当にRIZINの丸10年の大会でタイトルマッチって〝持ってるなあ〟と思ってますね。

 ――ベルトにはどんな思いがあるのか

 RENA 最初は取りたかったけど、先輩の浜崎さんが取ってから〝そこに挑んでまで取りたくないな〟っていう感覚に切り替わりましたよね。

 ――浜崎朱加が同王座を取ったのは2018年の大みそかだった

 RENA そこから今、伊澤選手に落ち着いて〝私も目指していけるな〟という感覚に切り替わった。ようやく巡り合ったというか「お待たせ!」みたいな気持ちですね。

 ――伊澤は相当怒っているようで、再三あおられている

 RENA 何ですかね…。何しても、何言っても怒られるんで(笑い)。でも、私は正直、何とも思ってないというか〝あー、そっか〟って感じですかね。頑張ってあおってきてくれてるんですけど、ちょっとあおり方が違うなー、みたいな。

公開練習(13日)では伊澤星花(左)とにらみ合う場面もあったRENA
公開練習(13日)では伊澤星花(左)とにらみ合う場面もあったRENA

 ――その言い方が一番あおっているような気が…

 RENA あおってない、あおってない! だってもう、大人ですから。いろんなあおられ方もしてきたし。でも今回、佐藤映像さんのインタビューで「伊澤選手から『格闘技をナメてる』って言われてるよ」って聞いたんです。〝一応、私、18年…、1試合3万円の時代から頑張ってきたんだけどなー〟みたいに思って。それは初めてだったし、ちょっと面白かったです。

 ――やっぱりその言い方は、あおり返してますよ!

 RENA 違うって。ホントに〝頑張ってきたのにな〟って思っただけですから!

 ――では、改めて伊澤の印象は

 RENA ほんと強い。でも〝動いてないな〟とは感じますね。流れというかストーリーが完全に止まってしまっているので、そこを動かすのが自分の役割だと思います。

 ――試合は打撃のRENAか、組みたい伊澤かの展開になりそうだが

 RENA 絶対的にそうなると思います。向こうが打撃で来たらラッキーだけど、大体のパターンは言ってるような展開になると思います。

 ――では、相手の組みをさばいて打撃を入れるのが理想か

 RENA そこでKOが一番、理想的ですね。でも本当にIQの高いファイターなんで、そう簡単には決めさせてくれないと思う。なので、ナメてくれた方が隙ができると思うから、もっと怒ってほしいですね(ニッコリ)。

 ――最後にベルトを取った先の展望は…

 RENA 一日で返上とかどうですかね。元日返上とか、かっこよくないですか?

 ――絶対ダメでしょ!

18年のキャリアをぶつける
18年のキャリアをぶつける

 ☆RENA(レーナ) 1991年6月29日生まれ。大阪府出身。2007年にプロデビュー後、シュートボクシングで絶対女王に君臨。15年大みそかにRIZIN旗揚げ興行のリングでMMAデビュー戦を快勝。その後、6連勝をマークするなど旋風を巻き起こした。24年7月にケイト・ロータス戦でTKO勝利後、同年大みそかに決定済みだった伊澤戦をケガで欠場していた。160センチ。