歌舞伎役者の坂東玉三郎(75)が26日、都内で行われた「銀座アスター100周年記念イベント」に出席した。
銀座アスター食品株式会社は、創業100周年を記念し、同イベントを開催。玉三郎は「よく関東大震災とか空襲とかを乗り越えて、本日まで来れたなと。僕たちには経験のないことですけど、つくづく感じます」と祝した。
同店にもよく訪れていたといい「歌舞伎座が近いですし。ここに来ては、劇場に行ったり、帰りに寄ったり、打ち合わせに来たり…お弁当もいたいだいて」と回想。実際に昔のお弁当を再現したものが登場すると、嬉しそうな表情で玉三郎自らお弁当の中身を説明する場面もあった。お気に入りのおかずを問われると「全部おいしいですし、前菜がスゴい量で、前菜だけでお腹いっぱいになってしまうぐらい素晴らしい。北京ダックとかお蕎麦、お肉…杏仁豆腐もさっぱりしていて。特に海鮮がすばらしい。ほたての前菜とか大好きでした」と回答し、思いを馳せた。
そんな玉三郎は「味覚っていうのは文化と直接つながっているんです」と強調。揮毫(きごう)セレモニーでは「不易流行」という言葉を送り「古いことを大事にしつつも、今どうであったかを大事にしていかなければいけない。新しいということを軽んじて考えるんではなくて、十分に理解して発表していってまた変わっていく。食育が大事だという風に僕は思っている」と自身の考えを語った。












