酒を飲む日はどうしても食べ過ぎてしまう。週3回も飲み会が続けば、体重・体脂肪は右肩上がり。「暴れ気味の食欲を制止しよう」と、取り入れたのがさつまいもである。さつまいもは「痩せ飯」としてかなり優秀。韓国アイドルがさつまいもで17キロ痩せたことが話題になり、日本でもYouTube界隈でさつまいも関連の動画が多く再生されている。
その栄養価はかなり優秀。100グラムあたりの食物繊維は約2・3グラム、脂質は0・2グラムとほぼゼロ。血糖の上がりやすさを点数化したGI値も55前後で、白米(約80)より緩やかに血糖が上がる。しかもありがたいのが、肝臓にも優しいこと。血糖が緩やかに上がるため、肝臓が慌てて糖を作る必要がない。また脂質がほとんどないので、分解の手間も少ない。さらに皮に多いヤラピンと食物繊維が腸を整え、酒による炎症を緩和してくれる。
個人的にはオーブンで、160度の低温で2時間かけて、じっくり焼くほうが好みだが、本格的にダイエットをするなら、焼き芋より蒸したほうがいい。蒸し芋は水分を保てる分、かさが増して、少量で満足しやすいからだ。作り方も手間要らず。よく洗ったさつまいもを炊飯器に入れ、水を1センチほど入れてスイッチを押すだけで出来上がる。熱々がおいしいのだが、ダイエット向きなのは冷やし芋。食物繊維のように働くでんぷん、レジスタントスターチが増え、血糖値の乱高下を防いでくれるので、食欲が暴走することもない。
注意したいのは、さつまいもの種類。蜜たっぷりの紅はるかや安納芋は幸福感がすごいが、甘さが強くて量が進んでしまう。アテにするなら、昔ながらのホクホク系の紅あずまがおすすめだ。そのままでもおいしいが、お好みでゆずこしょう、あら塩+オリーブオイルをつけても。これがまた、いい酒のアテになる。
続けると腸内環境が整い、便の回数も増えお腹もスッキリ。さらには豊富なカリウムのおかげで体内の余分な水分が排出され、むくみも緩和する。今宵の晩酌の1品にぜひ加えてみて欲しい。












