RIZIN FFは18日、大みそかの格闘技イベント「RIZIN師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)に出場を予定していたライアン・ベイダー(42=米国)がケガで欠場するため、アレクサンダー・ソルダトキン(ロシア)とのRIZINヘビー級王者決定戦を中止すると発表した。

 ライアン・ベイダーは練習中にケガをし、MRI検査を行ったところ「内転筋の完全剥離および筋膜の断裂」で手術を要すると診断された。ベイダーはRIZIN FFを通じてコメントを発表。欠場について「大みそかにヘビー級タイトルマッチで戦えなくなってしまったことに、どれほど失望しているか言葉では言い表せません」と表明した。日本の格闘技イベントへの参加について「自分は昔からPRIDEのファンで、『スマッシング・マシーン』でマーク・コールマン役を演じるための準備をしていた時にも、彼の試合をすべて見返しました。そこで改めて、日本のMMAが如何に特別なものなのか、体感する事ができました。情熱、敬意、そして他に類を見ない観客のエネルギー。25年前のマーク・コールマンのように、日本でヘビー級タイトルを懸けて戦う機会は、自分にとって夢のような機会でした」と吐露する。

 さらに「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)で行われたヘビー級GP1回戦を訪問した際を振り返り「演出の迫力、RIZINスタッフの素晴らしさ、そして日本のファンの皆さんの圧倒的な応援に心を打たれました。何年も前にUFCでランペイジ・ジャクソンと対戦した際にも、日本のファンの前で戦う栄誉をいただき、その記憶は今も自分の心に深く残っています」とする。そして「残念ながら、自分は手術が必要な怪我を負ってしまい、MMAキャリアの中で初めて、試合を欠場しなければならなくなりました。これは決してしたくなかった決断であり、まして自分にとってこれほど意味のある舞台で戦えなくなるとは、本当に残念でなりません。この試合を離れなければならないことは、とても胸が張り裂ける思いです」と無念の言葉だ。

 最後に謝罪の言葉と共に「ふさわしい時が来たら、皆さんに相応しいパフォーマンスをお見せできるよう、必ず戻ってきたいと思っています。このスポーツへの理解、サポート、そして情熱をありがとうございます」とつづった。