【東スポ音楽館】演歌歌手・走裕介が10月22日にリリースした22枚目のシングルが「氷花(ひょうか)」(作詞・石原信一/作曲・杉本眞人)だ。

 ――新曲はどんな作品ですか

 走「北海道の阿寒湖に『氷花』という現象があるそうです。すぐに消えちゃう氷の花のはかなさと、女性に対する男性のはかない恋心を重ね合わせた物語になっています。バラード調になっていて切なさも表現されている楽曲です」

 ――氷花というのはどんな現象なんですか

 走「気温が氷点下20度以下になった朝に、湖の上に霜の結晶が作られて、花が咲いたように見えるそうなんです。気温が低く、風が弱いなどの限られた条件でしか、起こらない現象だとか。私は北海道出身で阿寒湖には何度も行ったことがあるんですが、氷花というものがあることを今回初めて知りました」

 ――レコーディングはいかがでした

 走「私が歌ってきた中では、今までにない雰囲気の楽曲でした。この『氷花』という楽曲は前半、サビ、後半と3ブロックに分かれるんですが、杉本先生からは前半と後半は感情を抑え込んで歌えという“引きの美学”を学ばせてもらいました。引きの歌唱法を使う歌はこれまでにもありましたが、ここまでメリハリをつけた楽曲は初めてです」

 ――ファンの反応は

 走「これだけメリハリのある曲なので、歌うと難しい部分はあるのですが、そういう雰囲気がいいと言ってくれるファンの方が多いなって感じます。今まで歌ってこなかった雰囲気の楽曲なので、その良さも感じてもらえていると思います」

 ――走さんというとギターの弾き語りをするというイメージがありますが「氷花」では

 走「まだファンの前ではやっていませんが、ギターでの弾き語りを吹き込んで杉本先生にはテープを送っているので、弾き語りができる楽曲だと思います。ギターの弾き語りだと、また違った雰囲気の曲にもなるので、何かのときには、ぜひやってみたいなって思っています」

 ――この「氷花」で来年を迎える

 走「とにかくヒットを目指して、全国各地でキャンペーンやイベントで回っていきたいです。せっかくですから歌の舞台になった阿寒湖のほとりで記念のイベントをやってみたいですね」