【東スポ音楽館】北海道出身の演歌歌手・亜蘭(あらん=25)が9月にシングル「北国最終便」(作詞・円香乃/作曲・大谷明裕)でメジャーデビューした。これまでの経緯と人となり、そして同曲の魅力について語った。

 ――デビューのきっかけは

 亜蘭「歌手である祖母の影響で小さいころから演歌歌謡に親しんできました。高校生のころに祖母が主催しているカラオケ大会に、大谷(明裕)先生が審査員として来場されたんです。その時に大谷先生の前で歌ったところ、卒業したら東京に出てくる気はあるかと言われました。卒業した直後に北海道から上京して、大谷先生の下で勉強させていただきました」

 ――上京してから7年たってのデビュー

 亜蘭「アルバイトしながら先生のレッスンに通うという生活をしてました。途中、コロナ禍もあったので本当にデビューできるか不安はありましたけど、上京したときに10年はかかってもデビューするんだと覚悟を決めてきました」

 ――念願のデビュー曲はどんな作品

 亜蘭「空港を舞台にしています。書き置きを残して愛する人が自分のもとから去ってしまう。その時初めてその人がどれだけ自分にとって大切な人だったのか気づき、諦めきれないと北国まで追いかけていくという切ない歌です。ノリが良くリズム感のある歌なので、切ない曲ですが楽しく歌えればと思っています」

 ――楽曲をもらった時の印象は

 亜蘭「デビュー候補の作品は何作かあったんですが、聴いていく中で自分が歌う歌となると、この『北国最終便』だなって直感的に思い、選ばせていただきました」

 ――デビューできたことでおばあちゃんは

 亜蘭「歌手としては先輩なんですが、祖母として、とにかく体調だけは気を付けてねって言われます。カップリング曲の『明日、東京に行きます』は祖母との思い出が歌詞のベースになっている歌なんですが、ここまで育てていただいたので恩返しできればと思っています」

 ――どんな歌手になりたい

 亜蘭「街で流れてきた時に歌は知らないけど“この声は亜蘭の声だよね”と思ってもらえるような歌手になりたいです。知名度はもちろんですが、個性的な声、魅力的な声を目指していきたいです」