29日未明に放送された井桁弘恵主演の日本テレビ系ドラマ「そこから先は地獄」が、「こうして、地獄のフタが開いた…」という言葉で幕を閉じ、いよいよ多重不倫劇がドロ沼化することをほのめかした。

 井桁演じる清純そうな妻・莉沙と、妻の妊活にうんざりし冷淡な夫の高久(落合モトキ)。ほか2組をまじえた男女6人が交錯するストーリーは、番宣によると「全員不倫、誰かが死ぬ」ことになっている。

 この日の第4話では莉沙が、不倫関係に陥ったトレーナーの涼(豊田裕大)の妻・凪子(山崎紘菜)から「私の夫と手を切ってください」と迫られ、「こうして、地獄の――」と内心の声で暗雲垂れ込める今後を予感させた。

 莉沙の気持ちが涼に傾く一方で、妻を見下す高久はモラハラ美容外科医の妻奏子(奈月セナ)に篭絡され、欲望の海におぼれてしまう。この奏子が4話では独壇場の悪女ぶりで〝ヒロイン〟と化した。

 夫から〝トロフィーワイフ〟扱いの奏子は、不妊に悩み、「赤ちゃんがほしい」「今すぐタネがほしい」「ただ私の子がほしい」と繰り返す。4話は、マッチングアプリで知り合った男と一夜を過ごした際、避妊具をこっそり無効化させる場面で始まった。バレると、激しい下ネタ捨てゼリフを見舞う。高久に対してはまとわりつくようにその前に現れ、不倫へと追い詰めた。

 莉沙、凪子に次ぐ第3の女として本格登場した奏子。演じる奈月セナはグラビアアイドルとして活躍し、2019年に劇場用映画デビューを果たす。ドラマでは、NHK「オリバーな犬、(Gоsh!)このヤロウ」(21年)に出演している。今回は「スタイル美し過ぎて話全然入ってこなかった」「すごい綺麗」などとX(旧ツイッター)で反応が上がっている。

美しすぎるボディーラインの奈月セナ
美しすぎるボディーラインの奈月セナ

 相手は誰でもいいから子を生もうとする奏子。夫でない男性との間にできた子を、夫婦の子だと信じ込ませて育てる行為は、鳥類の「托卵」に例えられて話題になった。昨年10月期のフジテレビ系ドラマ「わたしの宝物」。主演の松本若菜がそんな妻を演じたが、妊娠は意図せざるもので、狙ってはいなかった。そこが真逆な奏子。「托卵妻」が強烈キャラとしてドラマに再び現れた。