ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と前WBC&IBF世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)のスーパーマッチが来年5月に計画されるなか、勝負の行方に今から注目が集まっている。

 元東洋太平洋スーパーフライ級王者・赤穂亮氏は自身のYouTubeチャンネル「赤穂亮のルーTUBE」で、注目対決について取り上げた。

 赤穂氏は9月に行われた井上とムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)の試合を振り返り「井上選手ってずーっとKOしてきて、この前は判定だったわけじゃん。そういう時って、だいたい評価って落ちるもんなんだよ。『なんで倒さなかったのかな』『なんか、あんまり面白くなかったな』ってなるけど、評価上げちゃうもんね。俺の中でもすげえ域だなと思って」とモンスターの勝ち方に脱帽した。

 また、井上と中谷の力関係についても言及。「(以前に)階級が上になるほど中谷選手、(対戦の)時期がどんどん後ろになれば中谷選手がちょっとずつ有利になっていくんじゃないのかなという話をしたと思うんだけど。この前のモンスターの試合を見たら(以前の見方は)吹っ飛んだね」とモンスターの底知れぬ強さを再認識した様子だった。

 12月にはサウジアラビアで開催される同じ興行で、井上はWBC同級1位アラン・ピカソ(メキシコ)、中谷はWBC同級8位セバスチャン・エルナンデス(メキシコ)と対戦。来年の直接対決へ向けた〝前哨戦〟の様相を呈している。

 赤穂氏は「やっぱり試合のインパクトで見たら、モンスターの方が強いじゃん。だから(12月の)試合の出来で来年の盛り上がり方というのも変わってくると思う」「中谷選手は次の試合でみんなの想像を超えるようなパフォーマンスを見せないと〝やっぱり井上だよね〟となっちゃうと思うんだよね。だから中谷選手は、次はすごい試される一戦なんじゃないのかな」と指摘した。