元経済産業省官僚で経済評論家の岸博幸氏と元厚労官僚で神戸学院大学教授の中野雅至氏が11日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。自民党・高市早苗総裁の発言で注目を浴びた「ワークライフバランス」について激論を交わした。
高市氏は4日、総裁選の勝利演説で「馬車馬のように働いていただきます。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます」と宣言し物議をかもした。
これについて岸氏は「今回の高市さんの発言、僕は問題視する必要はないと思っていて、自民党総裁として言ったんですよ。だから、自分の意気込みと同時に自民党の政治家にとことん働いて政策変えろっていう事だと思う」と総裁をかばい「ワークライフバランスばっかりやって、日本人全体が働かないのが本当にいいの?と。ワークライフバランスを重視したい人は重視してバランスとるのは大事です。でも、とことん働きたい人が逆に規制で働けないというのは問題」と持論を展開した。
さらにトラック運転手の労働時間規制のため、物流業界に問題が起きているとし「みんながワークライフバランスっておかしいですよ。マジでふざけんなって思う」と訴えた。
これに中野氏は「いや重要です。労働時間は重要です。さっき岸さんは運転手の話をされましたけど、過剰労働で事故も起こってる」と反論し「労働時間を短くするのはすごく大切だし、これはね高市さん、総裁の立場で国民に向けて言っちゃダメです」とキッパリ。
すると岸氏は「国民に向けて言ってない。総裁として言ってるって!」と声を荒らげたが、中野氏も「テレビカメラが入ってんねんから、全員に聞こえるじゃないですか」と言い返した。
それでも岸氏は「厚労省がワークライフバランスとか残業時間規制とかいろいろやって経済を悪くしてるし、働きたくても働けないわけですよ」と批判をやめず、中野氏も「そんなことないよ! 労働時間を短くすることによって生産性を高めるから、逆に」と声を大にした。
これ以降も生産性は「高まってない」とする岸氏と「それは生産性を高める努力をしてないから」と訴える中野氏で議論は平行線に。
しまいに岸氏は「ちょっと黙って! 黙れ! 黙れ! 黙れ!」と怒鳴りつけ「結果的に日本人の年間の総労働時間ってヨーロッパの国よりも短いんですよ この現実を見て、日本人が働かなくなったから」と持論を貫いた。
中野氏は「最後いつもこうやって口で負けるんですよ。めっちゃ口回るでしょ。口数で負けんねん…」とトホホ顔だったが、岸氏は「黙れコノヤロー!」と臨戦態勢を取り続けた。
大荒れのスタジオに共演していた山田邦子は「(官僚として)先輩と後輩なんでね」とフォローしていた。












