文化人タレントの山田五郎(66)が、第17回伊丹十三賞を受賞。都内で7日、贈呈式に出席した。
映画監督、俳優、クリエイターなどマルチに活躍した故・伊丹十三さんが才能を発揮した分野で、昨年4月から今年3月までの間、優秀な実績をあげた人に贈る賞。今回は、美術を対話的に掘り下げるYouTube番組「山田五郎オトナの教養講座」の斬新さ、面白さが目に留まり、山田が選ばれた。
受賞スピーチでは「長生きはするもんだなと思っております」としみじみ。1年前、山田は「原発不明がん」を公表し「ステージ4Bで手術もできなくて、化学治療するしかない」と説明した。今は抗がん剤治療中で「おかげさまでメシも食えてます」。
この日の正装(モーニング)を着るのは、だいぶ前にあったまな娘の結婚式以来だという。「がんで痩せたもんだから、ズボンブカブカだったんですよ。それで(ウエストを)詰めた、直したんです。そしたら受賞(の知らせをもらった)後、うれしかったのか食が進んじゃって、また腹出てきて、ちょっとキツいぐらいになっちゃってる…ぐらいの体調です」
体重は1度10キロほど落ち、そこから5キロほど増えたそう。この1か月で約3キロ増え、今の体重は63・8キロ。「食べてるうちは死なないですからね」と山田はニッコリ。
審査員の1人、イラストレーターの南伸坊氏が大絶賛した山田のネット番組は、本人が「YouTubeで儲かんのかよ」と言うなかコロナ禍に始まった。当初は閲覧数が100もいかなかったが、現在のチャンネル登録者数は74・3万人。
「70万っていう数字は、私が雑誌編集やってた時に達成したことのない数字。自分が担当した雑誌で一番売れたのって62万部。まさかここで70万っていう数字を達成するとは思いませんでした」
今では「グッズの物販なんかもできるくらいまでに成長しました」とのことで、チャンネルのアイコンには、頭頂部だけ少し残した髪を立てた山田のイラストが使われている。山田といえばこのキューピーちゃん人形のような髪形がトレードマークだが、今はほぼスキンヘッド。
本人は「しょうがない。抗がん剤で抜けちゃったんで。いや、また抗がん剤やめれば(髪が)生えてくる。今の抗がん剤ねぇ、なんかね、まばらに抜けんだよね。だから、みっともないから剃ってんです…」と明かした。












