大相撲の横綱豊昇龍(26=立浪)が6日、東京・両国国技館で開催された全日本力士選士権に出場。決勝で横綱大の里(25=二所ノ関)を上手投げで下して3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 今年で82回を数える歴史ある大会で、過去には叔父の元横綱朝青龍も2度優勝。優勝回数で肩を並べた豊昇龍は「3年ぶり2度目の優勝でうれしい。次の11月場所に向けて頑張っていきたい」と胸を張った。

 決勝で当たった大の里とは秋場所千秋楽に激突。本割は豊昇龍が一方的に押し出して完勝したが、続く決定戦では大の里に寄り倒されて横綱初優勝を逃した。

 豊昇龍は「本場所のことを思い出した。(今後も)何度も対戦があると思う。お互いしっかり燃えて相撲を取っている。その気持ちで、お互いに頑張っていきたい。大の里もそう思っていると思う。俺も頑張らなくちゃいけない」と対抗心を燃やした。

 秋場所の決定戦については「もう終わったこと。自分はあんまり言いたくない。俺が何か言ったら、言い訳になっちゃうから。負けた僕の方が悪かった」と多くを語らず。「今回は結果がついてこなかったから、稽古が足りなかった。しっかり稽古して頑張っていきたい」と前を向いた。