4日投開票された自民党総裁選で高市早苗前経済安保相が小泉進次郎農水相との決選投票を制し、新総裁に選出された。吉本新喜劇の座員で、小泉氏と妻・滝川クリステルのモノマネをしているお笑いコンビ「小泉夫妻」の信濃岳夫と金原早苗が総裁選を振り返った。実は金原は総裁選期間中、持ちネタの滝クリではなく高市氏に乗り換え、見事に勝利したとあって、コンビ名も改名の雲行きだ。
小泉氏優勢で進んだ総裁選だが、最後は党員・党友票で力を見せつけた高市氏が一気にまくっての逆転勝利となった。期間中、信濃と金原はインスタグラムで「小泉進次郎 vs 高市早苗の十三番勝負」と題し、総裁のイスをかけて、洗濯バサミ相撲や早口言葉などでバトルを繰り広げていた。
信濃は小泉氏、金原は滝クリと2人は小泉夫妻のモノマネをしていたハズだが、金原が高市氏と同じ名前(早苗)だったためモノマネしてみたところ、うまくハマったという。総裁選では小泉氏と高市氏の一騎打ちムードとなっていた中、金原はちゃっかり高市氏に乗り換えていたのだ。
しかも十三番勝負は大接戦。6勝6敗で迎えた総裁選当日の直前に行われた最終戦では金原が信濃に勝利し、今回の結果を予見していたともいえる。金原は「高市早苗新総裁おめでとうございます。これから私自身も仕事が増え、強く豊かになれるよう、馬車馬のように働きます!!」と大喜びだ。
信濃は小泉氏が勝利した暁には新米を片手に「私が総理になれば、やっぱり言われると思うんですよ。『新米の総理だって』。でもね、しっかり実力をつけて、国民の信頼を得て、いつか『古古古米の総理だ』と、そう言われたいと思います」という新ネタを用意していたが、よもやの敗戦で備蓄米同様に倉庫行きとなりそうで、このまま日の目を見ない可能性もある。
崖っぷちの信濃は恥も外聞もなく、「とにかく(小泉氏に)何か要職をつけてください。とりあえず大臣になれば、われわれ(コンビ)の息は長く続く…」と懇願したが、金原は冷たい視線のままだ。
実は金原はお笑いコンビ「ビタミンS」のマイコと「女芸人No.1決定戦 THE W」にエントリー。「新喜劇も『祇園花月』がなくなって、減ってきてるんで、何か他にできたらなと思ってやりはじめたんで、東京でいっぱい仕事が入ってきてくれれば。幅を広げていきたいな」と目を輝かせた。ピン芸人も視野に入れており、信濃とのコンビに専念とはいかない思惑もある。
信濃からすれば、総裁選後はノーサイドで、全員野球と見ていただけに「総裁選が終われば、あとは仲間なんで、全て忘れて一緒にやっていきましょう」と金原に呼びかけたが、当の金原は「『高市・小泉』に改名します。今のコンビ名はあってないようなものなので…」とドライにコンビ名の改名まで示唆。信濃はもはや高市氏の活躍を祈りつつ、金原についていくしかなさそうだ。
最後まで小泉氏や高市氏をイジリ倒した2人だが、実はモノマネの〝本人公認〟はされていない。
信濃は「(吉本新喜劇まつりでは)進次郎さんの格好で回し(物語の案内役)をさせていただきたい。自民党総裁は公認を与える役割もありますんで、われわれにも公認をいただきたい」と高市氏に嘆願。果たして、高市氏のおメガネにかなって、公式モノマネ認定されるか。正念場だ。
☆しなの・たけお 1981年6月21日生まれ。兵庫・宝塚市出身。吉本興業の養成所・NSC大阪校25期生。06年に吉本新喜劇の金の卵オーディションを受け合格し、入団。吉本新喜劇に座員として出演する傍ら19年12月に金原と「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」に出演し、準優勝。20年11月に一般女性と入籍。
☆きんばら・さなえ 1987年3月19日生まれ。大阪・八尾市出身。NSC大阪校・女性タレントコース1期生。06年の金の卵オーディションで、吉本新喜劇入団。21年7月に一般男性と結婚し、第1子を出産。23年1月に離婚し、シングルマザー芸人として活躍中。














