9月30日深夜にNHKで放送された連続テレビ小説「あんぱん」特別編の2回目で、本編では説明がなかったメイコ(原菜乃華)のミュージカル出演の理由が明かされた。唐突な舞台デビューは一部で批判も呼んだ経緯があり、それに回答を示した形となった。

 本編のエピソードを別角度から掘り下げたスピンオフ的な特別編。この日は1976年、「アンパンマン」のミュージカル初日直前のバックヤードが描かれた。

 開演が迫る中、コーラスの1人が入院。作曲家のたくや(大森元貴)が急きょ頼んだ代役も当てにならない。「どうにもこうにも。ダメか…」とうなるたくやに、メイコは「ダメです。義理の兄の大事な作品です。失敗させるワケにいきません!」。続けて「ウチが何とかしてみせますき、任せてください」と迫り、圧倒されたたくやは応じるしかなかった。

 アンパンマンはドラマのヒロイン・のぶ(今田美桜)の夫の嵩(北村匠海)が手がけた漫画。メイコはのぶの妹で、ミュージカルの準備段階から姉と一緒に劇場を訪れて手伝いをしていた。幼少時から歌が得意で、NHKのど自慢出演を目指すも、実らなかった。舞台リハーサルに臨む出演者らにうらやましげな視線を注いだことも。そして初日、いつの間にかコーラス隊に加わっている姿が9月19日の第125回で放送された。

 夢が叶ったメイコに感動する視聴者がいた一方で、「ド素人の主婦がいきなりミュージカルの舞台に立つ」「しれっと出演」「ご都合主義」などと辛辣な言葉もSNSなどでみられた。

 今回、本編で省かれた出演経緯が明かされた。Xでは「舞台に立った理由は本編では謎だったのでよき」「舞台裏でこんな出来事があったなんて…」「本編ではご都合主義的に感じたけど、(中略)納得してしまう」などと受け止めが投稿されている。