群馬県前橋市の小川晶市長(42)の”連日”ラブホテル密会報道による騒動は、市役所にクレームが殺到するなど収束の兆しを見せない。そんな中、ショックを受けているのが、前橋市を舞台としたアニメ「前橋ウィッチーズ」のファンたちだ。
事の発端は24日の「NEWSポストセブン」。小川氏が配偶者のいる同市幹部職員との複数回に及ぶラブホテル密会に興じていたと報じた。小川氏は「誤解を招く軽率な行動だったと深く反省しています」と認めて陳謝したものの、男性との男女関係については否定したため、騒動は広がるばかり。26日には非公開の会合で続投の意思を示し、批判の声が相次いだ。
合計2000件以上の苦情や無言電話が市役所に寄せられる事態になっている。加えて、同市を舞台としたテレビアニメ「前橋ウィッチーズ」のファンたちも失意の中にいる。
同アニメは2025年4月から6月までTOKYO MXや群馬テレビなどで放送。群馬県前橋市を舞台に5人の魔女見習いの高校生たちの成長を描く青春物語で、担当声優が「前橋ウィッチーズ」として歌手活動も行っており、人気を集めている。作品の〝聖地〟となるだけに同市は同作を全力サポート。25年度一般会計予算で関連事業に約1500万円を計上した。商店街を歩けばすぐにキャラクターが目に入るほど地域一体で同作を推しており、ファンは聖地巡礼目的でたびたび同市を訪れるという。
小川氏も同作のPRに尽力した。キャラクターを印刷した名刺を披露したほか、自身のインスタグラムでもグッズの写真を投稿している。市の施設関係者も「アニメもきちんとご覧になっていたようです。一度、市のイベントでアニメグッズの着ぐるみをかぶった時にはもうニコニコで。『本当はいつもかぶっていたいくらいなんですけど、怒られちゃうんです~』と、うれしそうに話してました」と明かした。
小川氏のお気に入りのキャラクターが、緑色がイメージカラーの魔女見習い・北原キョウカだ。市長室にぬいぐるみを置いたショットを公開するなど〝推し活〟している。しかし、今ではそれがファンの悩みの種となっている。
取材に応じた同作のファンは「キョウカは県内随一の進学校に通うショートカットの女の子で、前橋市長を目指しているという設定。作品内でもキョウカ市長と親しまれているんです。今年9月は声優さんたちによる前橋ウィッチーズの活動1周年という記念すべき時。本当にタイミングが悪いし、キョウカ=ラブホ市長という印象がつきかねないです」と肩を落とした。
小川氏は勉学に秀でておりショートカットと、キョウカと共通点も多いだけに、今回の騒動を受けてファンの心境は複雑だ。
別のファンは「キョウカちゃんは作中で悩みを抱え、男性配信者にのめり込みトラブルに遭うのですが、それを乗り越えて良い前橋をつくるべく市長を志すのです。一方、現役の市長は悩み相談でラブホ密会。どんな気持ちでアニメを見ていたんでしょうか…。キョウカちゃんが背負おうとしている前橋の市政を、実際の市長が『ラブホ打ち合わせ』で担っている現実に涙が止まらないです」と嘆いた。
声優らによるグループ・前橋ウィッチーズは28日に活動1周年記念ライブを東京で開催した。アニメが終了しても、ライブやコラボイベントなどで精力的に活動を続け、前橋の名を発信し続ける。「正義感の強いキョウカちゃんを見習ってほしいですよ。聖地の市長という自覚を持っていただきたいですね」(同)
市民の声、そしてアニメファンの声をどう受け止めるか。












