アイドルグループ「SKE48」の藤本冬香(27)が9月30日でグループを卒業する。2018年12月にSKE48の第9期生オーディションに合格してから7年間、全力でアイドル活動に打ち込んできた藤本を直撃。卒業インタビュー前編ではアイドル活動で味わった〝幸福感〟について熱く語った。
【藤本冬香卒業インタビュー(1)】
――SKE48での7年間を振り返ってみて
藤本 私は小学6年生のころからアイドルになりたくて、これが最後だと思って受けたのがSKE48のオーディションだったんです。20歳でSKE48に入って夢が叶いました。お仕事ではあるんですけど、周りのメンバーといろいろ協力してライブを作り上げたり、レッスンの後にご飯食べに行ったり。そういうことも含めて青春が戻ってきたみたいな感じですごくキラキラしていた7年間だったなって思います。
――卒業を決めた理由は
藤本 昨年10月に行われたSKE48の16周年コンサートがすごく大変だったんですけど、終わった時に充実感や、やりきったという思いになったんです。そこから(卒業について)いろいろと考えるようになりました。
――SKE48に入って良かった?
藤本 はい、良かったです!環境がすごく良くていやすかったし、自分らしくできたなって思います。アイドルグループってもっとギスギスしているのかなって思っていたんですけど、全くそんなことはなくて、ダンスで踊れないところがあったら先輩が2時間でも3時間でもレッスンに付き合ってくれましたし、同期もわかるまで教えてくれてすごく環境に恵まれていました。SKE48じゃなかったら7年も続けていられなかったかもしれないです。
――SKE48の良さとは
藤本 何事にも全力で取り組むところじゃないですかね。やっぱりアイドルだからかわいく見られたい、かわいく映りたいという思いはあるんですけど、SKE48は踊るときも「どこまでやるか」みたいな感じで最初にみんなで話し合って「気にせずやらないと意味ないよね」となるんです。髪がボサボサになったり、靴や髪飾りが飛んでいったりするくらい全力のパフォーマンスをやる。そこがステキなグループだなって思います。
――今後のグループに期待することは
藤本 これまで以上にファンの方が見ていて楽しいグループになればいいなって思います。やっぱり見ていて楽しいグループが一番だと思うんです。もちろん今もすごく楽しいと思うんですけど、それ以上に見ていて楽しくなるような、日頃の嫌なことを忘れられるようなグループになってほしいと思います。
――アイドル卒業で〝恋愛解禁〟となるが
藤本 私は幼稚園の先生になろうと思っていて(SKE48に入る前)広島で大学の教育学部に通っていたんです。それぐらい子供が大好きなので5人ぐらい欲しい。だから早く結婚したいです。
――理想のタイプは
藤本 守ってくれる人がいいです。あと浮気しない人。でもこれまでSKE48で一切恋愛することなくやってきたので、ちゃんと人と付き合えるのか少し不安です。
――7年間、ファンの人たちを悲しませるようなことは全くなかった。
藤本 本当に真面目にずっとアイドルだけを頑張ってきました。同窓会に呼ばれたときも変な誤解や勘違いをされたりしたら嫌なので行かなかったです。7年間ずっと(SKE48に)守られてきたので…。恋愛をしていないので男の人にちょっとでも甘い言葉を掛けられたらどうなっちゃいますかね。
――(笑)
藤本 私、SKE48に入って3年目ぐらいのときに美容室に行ったらイケイケの男の人が担当で「藤本さん、お顔がかわいいですね」みたいなことを言われたんですけど、すごくドキドキしてしまって…。これではダメだと思って、それ以来、美容室の担当の人は全て女の人に変えてもらったんです。だから男の人に優しい言葉をかけられたらすぐにときめいてしまうかもしれないです。
――アイドルは制限が多い職業だが、それは大変ではなかった?
藤本 もう目の前のことに必死すぎて、大変って思ったことはないですね。すごくSKE48の活動が充実していたし、他にやりたいことやプライベートで遊びたいと思うことはなかったです。
――7年間をSKE48に捧げてきて悔いはない
藤本 はい、悔いはありません! 自分は振りが入るのも遅いし、レッスンもリハーサルも大変だから好きではなかったけど、本番で幕が開いた瞬間にペンライトがたくさん見えて、広いステージで踊っていると〝やってきてよかったな〟ってすごく思いました。劇場公演も毎回、心の底から楽しかったし、アイドルとしてステージに立てたことは幸せでした。みんな自分たちのためにお金を払って見に来てくれているわけじゃないですか。私たちを見て「元気が出たよ」「明日からも仕事頑張れそう」という声を聞くと自分の存在価値が認められたような感じがして〝頑張ってきてよかったな〟って思いました。本当に幸せな7年間でした。












