F1レッドブルの角田裕毅(25)を巡って、今季序盤まで在籍姉妹チーム・レーシングブルズで来季続投する可能性が高まってきた。
角田は4月の日本グランプリ(GP)から昇格後は低迷が続き、来季からはレッドブルグループからホンダが撤退する背景もあり、退団が既定路線とされてきた。
しかし7月に角田を高く評価するローラン・メキース代表が新たに就任。すると夏休み明けからマシンが改善し、角田も特性の把握が進みアゼルバイジャンGPでは6位と好成績を収めた。こうした状況を受けて、去就問題も新たな動きが出てきた。
英モータースポーツ専門メディア「ザ・レース」は「レッドブルが2026年に(アービッド)リンドブラッドをレーシングブルズに起用する方向へ傾き始めたとき、角田と(リアム)ローソンの両者は苦戦していた。もし両者が今、状況が好転すれば、レッドブルが結局両者と契約を結び、リンドブラッドをもう1年F2に残すという決断を下す可能性も否定できない。今のところは『2人が1人になることはない』状況だと考えた方が賢明だろう」と指摘。角田とローソンの2人が来季レーシングブルズで再びタッグを組むというわけだ。
これにはリンドブラッドがF2で苦戦している背景がある。「リンドブラッドは先週末のバクーでのレースを終え、F2ランキング7位につけている。彼にとってシリーズ参戦は今年が初めてだ。ファンパブロ・モントーヤは、リンドブラッドがF1に参戦する準備が整っていないと考えている」と強調。さらに「レッドブルもリンドブラッドの獲得に今のところ疑問を抱いているようだ。彼らはこの10代の選手に非常に期待しているが、もう1シーズンの準備期間を設けることで、彼にとってプラスになると考える者もいる」とリンドブラッドは有望株とはいえ、F1の舞台は時期尚早で、拙速に昇格させれば才能をつぶしかねないとの意見がレッドブルグループ内で有力になっているという。
「レーシングブルズで実力を発揮できることを証明した角田とローソンの2人を残留させるべきだという議論もあるかもしれない」と同メディア。角田の去就問題が大詰めを迎えてきた。












