米国のニュース専門局「ニュースネーション」の調査報道ジャーナリスト、ロス・コートハート氏が日本のUFO事情に興味津々で、UFO議連を公開取材した。

 ニコニコニュース特別番組「【日米UAP大討論Ⅱ】米国記者がUFO議連浜田会長、玄海原発の謎の光について公開生取材!アヴィ・ローブ博士が謎の天体を語る」が先日、ニコニコ生放送、ニコニコニュース公式ユーチューブチャンネルなどで配信された。

 同番組には、UFOを含むUAP(未確認異常現象)について安全保障上の問題として取り組む超党派の議員連盟「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟(通称・UFO議連)」の面々が出演した。UFO議連会長で元防衛大臣の浜田靖一衆院議員、副会長で元防衛副大臣の渡辺周衆院議員、参政党衆議院国会対策委員長の鈴木敦衆院議員。UFO議連初代事務局長で一般社団法人未確認異常現象問題研究所代表理事の浅川義治前衆院議員。

 コートハート氏は「浜田議員が防衛大臣だった時、UAPに関する報告を受けたことはありますか?」と質問した。浜田氏は「防衛大臣在任中に公式に報告された事例はありません」と答えた。

 さらにコートハート氏は「アメリカ政府はUAPは真剣に調査するに値するものだと認めています。UAPは知的にコントロールされたものであって、人間のテクノロジーで作られたものではなく、本当に分からないものだとみられています。その点に関してはどう思いますか?」と聞いた。浜田氏は「自衛隊ではもともと識別不能物体という分類がありました。それらが知的に制御されていたかについては分かりません。多くは鳥や自然現象などで説明づけられていました。ただ、この数年の米国政府の動きは、防衛省としても緊密に連携を取り、情報共有をしております。独自に分析をしていないので全てにおいて同意はできないですが、日米同盟の根幹である情報共有はしっかりできていると報告を受けております」と話した。

 コートハート氏が「国防総省は以前『日本はUAPのホットスポットである』と議会に報告しました。なぜホットスポットなのかご存じですか?」と問うと、浜田氏は「ホットスポットとされる場所は、米軍が積極的に展開している地域で、日本近隣で以前にも増して軍事的に緊張が高まってきているので、米軍の海と空の行動範囲が広がっているのでそうなっているのではないでしょうか。自衛隊では、国民に公表すべき事例はないという立場を取っております」と述べた。

 他にもいくつかの質問した後、コートハート氏は「人類以外の知的な存在が地球を訪れてると思いますか?その可能性はあると思いますか?」と話題を変えた。

 浜田氏は「今、確実なものがない中で、いないとも言えないし、いるとも言えません。可能性があるならば解明しなければなりません」と言った。

 渡辺氏は「日本は中国とロシアと北朝鮮という、エイリアン以上に日本に敵対心を持っているかもしれない国に周りを取り囲まれています。日本がUAPのホットスポットであるという国防総省の指摘がありますが、これらの国々が偵察目的で日本に対して何らかのものを飛ばしてきているという可能性は当然あると思います。ですから、われわれは警戒監視や情報収集の一元化、何よりも脅威の識別をできる仕組みを法律で作りたい。民間機のパイロットや自治体からも情報を収集したい。そして、敵対国によるスパイ行為によるものなのか、未知の天体から来るものによる超常現象なのか、脅威をしっかりと分析する仕組みを法律で作りたいです」と語った。

 コートハート氏は「日本がこのような議連を作ったことを尊敬しています。日本の議連が真実を探し求めていることは、他の国々に希望を与えるものだと考えております」と締めくくった。

 番組を視聴したUFO研究家の竹本良氏は「『UFOvs.調査報道ジャーナリスト:彼らは何を隠しているのか』などの著作があり、受賞歴多数の調査報道ジャーナリストのロス・コートハート氏の鋭い突っ込みはUFO議連にとっても良い刺激になっただろうと思います」と指摘している。