バレーボール女子日本代表の関菜々巳(アルシーツィオ)は、新チームの雰囲気に手応えを感じている。

 2024年パリ五輪は1次リーグ敗退。28年ロサンゼルス五輪に向けては、フェルハト・アクバシュ監督を招へいして再スタートを切った。初陣となったネーションズリーグ(VNL)は決勝ラウンド進出を果たし、3位決定戦(27日=日本時間28日)では開催国のポーランドに1―3で敗れるも、4強に食い込んだ。29日に成田空港へ帰国した関は「メダルを持って帰ってこれなかったのは本当に悔しいけど、VNL全体を通して考えてみれば、たくさんの収穫があった。もちろん課題も見つかったけど、すごくポジティブな結果だった」と前向きに振り返った。

 VNLではアクバシュ監督が誰よりも喜怒哀楽を素直に表現するシーンがファンの間で話題となった。関は「私自身としてはすごくやりやすい。イタリアの監督もそういう感じだったので、なんか別に抵抗は感じないし、映像とか見ていても誰よりも喜んでいると感じる」と笑みを浮かべた。

 指揮官は選手たちに「アグレッシブなプレー」を常に求めてきた。「劣勢な場面でも『攻めていくことが必要だから、ミスを怖がらずにどんどん攻めていい』と言っていただけると、自分たちもアグレッシブにプレーができる。日本は緻密なバレーをする分『ミスなくミスなく』と言われていたけど、時にはアグレッシブさが必要だし、監督のおかげで自分たちもどんどん攻めていける」と分析。世界選手権(8月23日開幕、タイ)に向けて、数多くの学びを得たようだ。