日本の新星が世界の大物から大金星だ。格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(27日、さいたまスーパーアリーナ)で、DEEPライト級王者の野村駿太(27=BRAVE)が元ベラトール世界ライト級王者パトリッキー・ピットブル(39=ブラジル)に勝利。9月28日の愛知・IGアリーナ大会で、RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザへの挑戦が緊急決定した。
野村はRIZIN2戦目。〝世界の闘犬〟と呼ばれる大物パトリッキーは23年7月にサトシを破ったものの、その後は3連敗。再浮上をかけて6月にRIZINと複数年契約を結んでからの初戦だった。
1ラウンド(R)は伝統派空手出身の野村が鋭い右ストレートをヒットさせるが、パトリッキーも右の回転バックブロー、バックスピンキックなどのアクロバティックな技を交えて反撃し、スタンディングの攻防で終えた。2Rもカウンターを狙い合うスリリングなスタンディングの攻防に終始。そして3回もカウンターの狙い合いから、野村がワンツーでパトリッキーの左目付近を切り裂く。そこから攻勢を強めた野村は、鮮血で真っ赤に染まるパトリッキーの顔面に連打を叩き込んで追い込んだ。
しかし、ドクターの出血のチェックが入ってからパトリッキーも反撃。プレッシャーをかけながら強打を繰り出すと、野村もひるまず、最後は激しい打ち合いとなってゴング。手数と有効打で上回った野村に軍配が上がった。
試合後、マイクを持った野村は「やったりましたー!」と喜び爆発。「毎日毎日、夢でパトリッキー選手と会って正直怖かったんですけど、みんなの応援で勝ちました。ありがとうございます」とファンに感謝すると、「ちょっとRIZIN、相手いないんじゃないですかね?」と挑発的なメッセージを発した。
これを聞いた榊原信行CEOは即座にリングに上がるとサトシを呼び出し、野村に「サトシ、いける?」と打診。野村は「余裕っす」と笑顔で返答すると、榊原CEOはその場でサトシへの挑戦を緊急決定した。
野村はRIZIN3戦目でタイトル挑戦の快進撃。日本の新星の輝きはさらに増すか。












