「夢グループ」の石田重廣社長(67)が俳優デビュー。都内で23日、会見を開いた。
デビュー作は「Prime Video」の配信ドラマ「笑ゥせぇるすまん」(全12話)。お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次が喪黒福造役を務めることで話題になった同作で石田社長は第5話「夢の一発屋」に本人役で登場する。この回の「主役」というわけだ。所属歌手の保科有里や橋幸夫らも出演する。
脚本は宮藤官九郎(54)で、石田社長との縁は3年前にさかのぼる。宮藤がいるバンド「グループ魂」の再結成ライブの際、ファングッズの〝夢グループ風〟PR動画制作を任された。その際、石田社長はクドカン作品への自身の起用を売り込んだが、宮藤は「全くもって関心がないような顔」だったという。
昨年の正月に再会した時「(前回)お会いした時のお話って覚えてますでしょうか?」と聞いたら、宮藤からは「はい」もなかったそう。石田社長は「多分この方、忘れてんだなあ」と諦めていたそうだ。
それが今回の抜てきとなったのは、宮藤が石田社長と同じ東北人だからだと理解している。石田社長は福島、宮藤は宮城出身。「東北人っていうのは、言葉は苦手なワケ。僕と同じ。内に秘めたものがあって、ちゃんと約束を守る。これが東北人の絆っていうやつですよ」
撮影は今年2月に行われ、石田社長は「(ほぼ)アドリブでやることを貫き通した」という。小学生の時、学芸会でセリフがない「木」の役しかやったことがないのに、自分の演技を棚に上げ「子供さん、下手なの」と子役の演技にケチをつけた。
石田社長との掛け合いが多い秋山は大変だったろう。保科によると「現場で何もおっしゃらないんですよ。『社長、ちょっと(セリフ)覚えてくださいよ』とか文句があるのかと思いきや、全然穏やかに優しくされてた」とのことだが、撮り終えた後、秋山は石田社長を「アイツ」呼ばわり。保科も「やっぱり心の中は悶々としてた」と秋山に同情しきりだ。
25日配信開始の第5話は、石田社長が喪黒からある日、誰が歌っても絶対ヒットするという夢の楽曲の話を聞かされ…というストーリーだ。確かにこの楽曲は、石田社長にとって「ビートルズの歌を聴いたときぐらい」のインパクトがあり〝この歌だけはマツケンサンバに負けない〟と確信したそう。商魂たくましく、10月ごろ自身の新曲としてリリースしようと画策している。












