【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。F1レッドブルの角田裕毅選手が苦戦を強いられています。強豪レッドブルに昇格してから12戦、前半戦を終了して獲得したのはわずか10ポイント。さらに直近5戦は0ポイントと苦しんでいます。F1の舞台で走れるドライバーは世界中でほんの一握り。世界のトップで戦い続ける角田選手の応援にさらに力を込めないといけませんね。
さて、そんなニュースに関連し、今週はモータースポーツの最高峰・F1に挑むレーサーたちの姿を描く最新作「F1/エフワン」を紹介します。
今作は「トップガン マーヴェリック」のチームが集結した力作。ブラッド・ピット演じる主人公のソニーは、かつてその名を世界にとどろかせた伝説のドライバー。最下位に沈むF1チームの代表を務める彼が、かつてのチームメートの誘いに乗り現役復帰して、仲間とともに頂点を目指すという物語です。
今作のポイントは何といっても、俳優たちが実際にマシンを操作して本物のF1レーサーたちと並走して撮影したという点です。もしハンドリングを誤ったら衝突する危険がある。これは映画史上初の試みということなんですね。
映画の撮影のために俳優陣は数か月のトレーニングを受けました。これは尋常じゃない短さなんですよ。通常のドライバーは6歳くらいからカートに乗って、10代でデビューして、10年以上かけて平均時速230キロというスピードに慣れていくんです。それを大人になってから数か月ですからね。びっくりです。
ブラピいわく「最初はどんどんタイムが縮まっていくんだけど、数か月すると0・25を縮めるのに必死になる。このコンマ何秒の世界を体験できてよかった」と。もうとんでもない世界です。事故なく撮影が終わったことが本当に素晴らしいなと思いました。
コンマ何秒の世界を映し出したカメラ技術もあっぱれ。F1マシンは数キロ重さが変わるだけでマシンに影響が出てしまうくらい繊細。それでも最大限に軽量化したカメラを複数台設置して迫力のある映像を撮ることができました。最近はCGやAI技術の発達が目まぐるしいですが、あえて俳優がF1カーに乗り込んで命がけの芝居をする。それをカメラにきちんと収める。やはり汗をかいて全力で撮影をするということに人は感動するんだなと再認識しました。
今作をご覧になって、F1をより深く知ってほしいと思います。










