F1レッドブルの角田裕毅(25)が、大逆転で来季も残留する可能性が出てきた。

 レッドブルは20年にわたってチームを率いたクリスチャン・ホーナー代表を9日に電撃解任。後任として姉妹チーム・レーシングブルズのローラン・メキース代表を登用した。

 この急転人事が角田に大きな及ぼすとみられている。米メディア「LWOS」は「角田にとって追い風」と指摘。「メキースのレッドブル加入は角田裕毅にとってうれしいニュースとなるだろう。2024年にファエンツァ(レーシングブルズ)のチーム代表としてRBでの角田の進歩を監督したのはメキースだった。フランス人監督は角田を常に称賛し、24年末にはセルジオ・ペレスの後任として最適な候補と角田を挙げていた」と2人の盟友関係を強調する。

 レッドブル昇格後は極度の低迷にあえいでいたが、メキース新代表の存在が後押しになると分析。その上で「角田はレッドブルのチーム代表が、彼の能力をしっかりと信じていると安心できる。これは今年のシートだけでなく、26年の見通しにも影響を与えるだろう」と伝えた。

 角田とレッドブルグループの契約は今季限りとなっており、現在の低迷ぶりから契約延長は絶望的で退団が既定路線とされてきた。しかし、角田の能力に揺るぎない信頼を置くメキース新代表が、こうした方針を鶴の一声で覆す可能性を同メディアは指摘。大逆転で来季も残留する選択肢が浮上してきた。

「重要なのは、彼のチーム代表が彼の能力を疑っていたという記録がもう残っていないことだ。メキースは角田を、ホーナーのようにつなぎではなく、投資する価値のある有能なドライバーと見ている」と太鼓判。今後のブレークを見越して、角田と契約延長を検討するとの見解を示した。

 メキース代表は角田にとって救世主となるのか。