参院選(20日投開票)の兵庫選挙区に立候補したNHK党の立花孝志党首が4日、明石駅前で街頭演説を行った。
兵庫選挙区を巡っては改選数3に対し、日本保守党を除く国政政党8党のほか、各政治団体も候補者を擁立し、東京や大阪以上に注目を集めている。
自民党現職の加田裕之氏、公明党現職の高橋光男氏、無所属で立憲民主党県連が推薦する元明石市長の泉房穂氏、国民民主党の多田ひとみ氏、日本維新の会の吉平敏孝氏、共産党の金田峰生氏、れいわ新選組の米村明美氏、社民党の来住文男氏、参政党の藤原誠也氏。さらに政治団体では、AIエンジニアの安野貴博氏率いるチームみらいの前田実咲氏、無所属連合の高橋秀彰氏が参戦。
加えて昨年の兵庫県知事選での「2馬力選挙」で物議を醸したNHK党の立花孝志党首が名乗りを上げた。
立花氏はX(旧ツイッター)で街頭演説の日程を告知しており、演説1時間前から兵庫県警は厳戒態勢をとっていた。
駅の中央改札付近では警察官が南側出入口から北側出入口にある交番へ出入りし、NHK党の街宣車を停めている駅前道路には5メートル間隔で警察官を配置、奥にはパトカーも待機していた。さらに選挙スタッフが設置した支援者用のスペースを確保するポールとは別に警察官が歩道上にロープを張り、ポールを設置する徹底ぶりだった。
定刻通り現れた立花氏は、米・トランプ大統領の赤い帽子をかぶって街宣車の上に登場。「自分で日本のトランプだと自負しております。共通点は彼は右耳を打たれて、僕は左を鉈(なた)で襲撃されました」とブチ上げ、さらに「数多くの殺害予告が届いておりまして、全国の警察が私の演説で警護していただいております」と説明した。
元明石市長の泉房穂氏の地元での演説ということもあり、泉氏の話題にふれた。「彼は2年前に責任を取って政治家を辞めると言った。そのあとテレビのコメンテーターをして、テレビのコメンテーター、クビになったら政治家に戻る。今、日本で一番非難されなきゃいけない候補者。泉房穂をなぜ責めない」と批判すると聴衆から「他人の悪口ばかり言いやがって」とヤジが飛んだが、立花氏は冷静に「あとで話しましょ」といなした。
立花氏が演説を始めてから10分程たつと、街宣車の周りの歩道のほかに駅の向かいの商業施設の2階テラスまで聴衆が集まっていたが、演説中に何度かヤジが飛ぶたびに警察官がにらみを効かせており、20分たった頃には水を打つほどの静寂となっており、通りかかった男子学生グループの笑い声にも緊張が走る程になっていた。
さらに立花氏は「今回の選挙の争点は斎藤知事を応援するのか、応援しないのか。私は国会に行って、国会から斎藤さんをサポートしていきます」と宣言した。
最後に立花氏は「私は当然、当選して国会に戻ります。そのあとトランプさんと直接、私が日本の代表として交渉しなきゃいけないところまで考えてます。信頼関係を持って彼(トランプ大統領)としっかりと交渉できる人間を今回、国会に送り出していただきたい」とブチ上げていた。












