キャスターの安藤優子氏が4日、関西テレビ「newsランナー」に生出演し、書類送検されたNHK党の立花孝志党首について言及した。

 兵庫県議会の奥谷謙一県議は、昨秋の兵庫県知事選中にNHK党の立花党首が「奥谷県議がマスコミに圧力をかけて、元西播磨県民局長の自殺原因を隠した」などと虚偽の内容をSNSに投稿し、名誉が毀損されたとして立花党首を刑事告訴していた。さらに奥谷県議の自宅兼事務所の前で立花党首が「あまり脅しても奥谷さんが自死されても困る」などと演説し、業務を妨害されたと被害届を提出していた。それを受け兵庫県警は、名誉毀損や脅迫、威力業務妨害の疑いで神戸地方検察庁に書類送検した。

 書類送検されたが、無罪を確信しているという立花党首は「演説の内容・ボリューム・時間どれにおいても適切な選挙活動のはんちゅう。あの演説がもし脅迫というか、何らかの犯罪になるということであれば、かなり選挙の自由とか表現の自由が脅かされる」とし、陳述書を提出していると明かし「司法の判断が、これは有罪だということであれば、刑務所に行くことも致し方ない」と回答した。

 立花党首の言い分を確認した弁護士の橋下徹氏は「これは奥谷さんが告訴をするというのも正当な権利だし、生活の平穏を害されたということであれば、これは立花さん、しっかり責任を負わなければいけないと思う」と切り出した。

 続けて「僕も政治家やってました。誹謗中傷は激しかったし、メディアに対しても言いたかったことはたくさんある。週刊誌にも出自に関する事でもさんざん差別的なことを言われました。それから自宅の前でも演説はされてるし、事務所前でもガンガン演説をされてる。でもこれは一定のルールの中で表現の自由ってもので、しょうがないかなって思いもあって、だから自分でX(旧ツイッター)を使ったり、記者会見で反論はしてました」と自身の経験を語った。

 さらに「政治活動においては、極力規制ってのは、最小限でなければならないのかなと思っています」と持論を述べた。

 共演した安藤氏は「ご自分の演説の中で『これ以上脅しても、自死でもされたら困るからな』というフレーズがあったじゃないですか。やっぱり脅してるっていう意識が立花さんの中におありになったということですよね」と指摘した。

 自死と言う言葉に引っかかったという。「一連に流れの中で命を落とされた方がいる。それをあげつらっているような引っかけのように聞こえてしまった。命ってものに対して真摯になってほしい」と訴えた。