3日が最終回の多部未華子主演のTBS系ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道…」に〝追い風〟が吹き、番組最高視聴率フィニッシュの可能性も出てきた。

 X(旧ツイッター)では、「最終回、絶対リアルタイムで見る!」「とにかくリアタイ」と同時視聴に触れた投稿がチラホラ。配信でなく地上波放送を生で見る個人や世帯が増えれば、視聴率に反映される。

 同ドラマには同じ火曜午後10時枠のNHKドラマ「しあわせは食べて寝て待て」という強力な裏番組があった。ともに4月1日スタート。ビデオリサーチが公表している関東地区の週間視聴率では、第2話で「しあわせ――」が「対岸――」を上回り、5月末の8話ではほぼ同じだった。

 多部が子育て専業主婦を演じる「対岸――」では、パパ友(ディーン・フジオカ)やキャリアウーマンの隣人母(江口のりこ)らをまじえて事件など多彩なエピソードが繰り広げられてきた。一方、「しあわせ――」は「対岸――」とほぼ同年代とみられるヒロインの女性会社員(桜井ユキ)が、団地住まいになって出会った人々と交流を深めていくストーリー。病を患うこの女性は思うように働けず家計も楽でない。体に良いさまざまな薬膳料理も登場し、市井の人々のつましい暮らしぶりが描かれる。

 どちらのドラマも視聴者の支持が強く、「火10にどっちを見るかいつも悩む」「どちらかを配信で」「対岸の家事は配信」「しあわせは食べて寝て待ては録画で」などとXに視聴者の〝うれしい悩み〟が寄せられてきた。

 異例の「ありがとうSP」も放送された「しあわせ――」は先週の第9話で終了。同番組のリアタイ組が「対岸――」に専念すれば、その効果で世帯6・6%、個人3・9%(いずれも第6話)を超える可能性もありそうだ。