日本相撲協会は28日、大の里(24=二所ノ関)の横綱昇進を正式に決定した。大の里は師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)と茨城・阿見町の部屋で、伝達式後に会見に臨み「本当にうれしい。より一層これからが大事になってくると思うので、さらに身を引き締めて頑張りたい」と抱負を語った。

 横綱土俵入りの型を問われると「また(二所ノ関)親方と相談して口にしていきたい」と一度は回答。ただ、隣に座っていた師匠から「(言っても)いいんじゃない?」と促されると、大の里は「雲竜型で。親方が雲竜型ということで、その憧れもある。親方から指導してもらうこともすごく楽しみではあるし、また綱を締める責任もある」と明かした。

 横綱土俵入りには「雲竜型」と「不知火型」の2つの型がある。稀勢の里のほか、双葉山、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍らは雲竜型。また、稀勢の里の師匠にあたる隆の里や白鵬、日馬富士、照ノ富士らは不知火型だった。

 今後に向けて、大の里は「まだまだ(横綱という番付は)未知の世界だと思っている。今まで通り自分のスタイルを崩すことなく、この大の里ということを前面に出したい。(伝達式の)口上でも言った通り、唯一無二の横綱を目指してこれから頑張っていきたい」と力を込めた。